コスモフォーミュラ（2015年生、母コスモコルデス）

コスモフォーミュラ（2015年2月13日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋方程式」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアイルハヴアナザー（当時6歳）と交配したコスモコルデスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2018年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

菊沢隆徳厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2017年）

10月15日、デビュー戦は三津谷隼人騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 雨/稍重）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は470kg。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた2戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 雨/不良）に出走。16頭立ての16番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

11月12日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月25日、中1週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた4戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、5着を確保した。

12月17日、中2週で馬体重を前走から24kg戻して迎えた5戦目は、2歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3歳（2018年）

1月8日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石橋脩騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のゼットイーリスをクビ差振り切って未勝利戦を制した。

2月3日、中3週で迎えた7戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はバテてしまい15着に終わった。

10月20日、約8か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に終わった。

4歳（2019年）

1月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から6kg絞って迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

2月5日、中3週で迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、アーバンステージ如月賞（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく7着に終わった。

4月5日、中7週で迎えた11戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、全22,537レース記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

4月22日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定戦のカーネーション特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、勝ったジェッシージェニーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月14日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、電光石火賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に敗れた。

6月12日、中3週で迎えた14戦目は、横濱アイス工房記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は山林堂信彦騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。

7月3日、中2週で迎えた15戦目は、赤岡修次騎手を鞍上に迎えて、湘南ひらつか七夕記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミセスワタナベに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月15日、中1週で迎えた16戦目は、サマーダッシュ（船橋ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は山林堂信彦騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

8月21日、中4週で迎えた17戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、マーケットスクエア川崎イースト杯（川崎ダート900m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカワナに1馬身の差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

9月5日、中1週で迎えた18戦目は、伊勢原観光道灌まつり開催記念（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤江渉騎手（1戦1勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

10月4日、中3週で迎えた19戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

5歳（2020年）

2月6日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた20戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

2月20日、中1週で馬体重を前走から5kg戻して迎えた21戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた22戦目は、宝塚特別（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

3月24日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡瀬和幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で渡瀬和幸騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上C1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で渡瀬和幸騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

6月11日、中5週で迎えた26戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で渡瀬和幸騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。