ノープラン（2009年生、母ティーチャズペット）

ノープラン（2009年5月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「予定が決まってない様」。毛色は青鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時12歳）と交配したティーチャズペットが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は三輪幸子。戦績は、中央平地7戦0勝、地方17戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上C2-7。

経歴

デビュー前

1歳のとき、門別牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、副島義久によって315万円で落札された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

8月6日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

8月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が上がってしまい12着に終わった。

10月9日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月23日、中1週で馬体重を前走から16kg絞って迎えた5戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

3歳（2012年）

6月10日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は酒井学騎手（2戦0勝）。15頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

9月1日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（3戦0勝）。18頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

12月23日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から34kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上C2 12（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は真島正徳騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったオレンジブルームに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

1月4日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C2 11（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で真島正徳騎手（2戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に差を詰めて、最後は2着のマイビッグレディーを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

1月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で真島正徳騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3月2日、中4週で迎えた11戦目は、内田利雄騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 晴/不良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

3月23日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、竹吉徹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-8（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ナンクルナイサに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で竹吉徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクラウンプリズムに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で竹吉徹騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。

5月31日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹吉徹騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では息長く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のカシノグリーディを半馬身振り切って2勝目を手に入れた。

6月16日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹吉徹騎手（4戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、マイネルコルテーゼに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹吉徹騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C2-2（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹吉徹騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るスイングサンデーを豪快な末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

7月27日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で竹吉徹騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったクリーンヒットに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

8月16日、中2週で迎えた20戦目は、サンシャイン特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で竹吉徹騎手（8戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キタサンプライドに交わされて2馬身半差の2着となった。

9月1日、中1週で迎えた21戦目は、小松丈二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-1（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のスパークルエンゼルをクビ差振り切って4勝目をゲットした。

9月23日、中2週で迎えた22戦目は、3歳以上C1-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小松丈二騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月20日、中3週で迎えた23戦目は、3歳以上C2-7（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小松丈二騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のラストデュエルに2馬身半の差をつけて圧倒的支持に応えた。

5歳（2014年）

1月5日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小松丈二騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天性の闘争心でゴールまで力闘したが、3着に終わった。