ラブトップレディ（2000年生、母スーパーサマンサ）

ラブトップレディ（2000年3月12日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「愛の代表的な女性」。毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時11歳）と交配したスーパーサマンサが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）北星牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方6戦2勝2着2回。2002年のサマーチャレンジ4で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

堂山芳則厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

7月17日、デビュー戦は五十嵐冬樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は498kg。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のシャンハイクラブに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月21日、中4週で迎えた2戦目は、2歳オープンのサマーチャレンジ4（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったリュウゴールドから5馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月20日、中8週で迎えた4戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のピラカンサ特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を炸裂させて、最後は2着のジョイフルハヤテを半馬身振り切って2勝目を挙げた。

3歳（2003年）

4月3日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳地方重賞の桜花賞（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が悪くなり11着に敗れた。

5月15日、中5週で馬体重を前走から28kg戻して迎えた6戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず14着に終わった。

8月6日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳戦のスピカ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、勝ったビックネイチャーから1馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた8戦目は、3歳以上1000万下のTVh賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦1勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上1000万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（4戦1勝）。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下のおおぞら特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（5戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず15着に終わった。