ビックネイチャー（2000年生、母イースタンヴィック）
Big Nature
2000.05.24
ビックネイチャー（2000年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「母名より連想＋父名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のカルラネイチャー（当時9歳）と交配したイースタンヴィックが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松田 富士夫。戦績は、中央平地1戦0勝、地方29戦13勝2着1回。2003年の道営記念(地方重賞)に勝利した他、2003年の北海優駿(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。
3歳（2003年）
5月7日、デビュー戦は桜井拓章騎手を鞍上に据えて、一般D4-3（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は500kg。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のクリップクラップに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
5月20日、中1週で迎えた2戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のポイントハンターに1馬身半の差をつけて2勝目を手に入れた。
6月19日、中3週で迎えた3戦目は、一般D3-2（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（2戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のゼンノランボーに7馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
7月3日、中1週で迎えた4戦目は、3歳地方重賞の華月賞（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（3戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のマンショウをクビ差制して負け知らずの4連勝を決めた。
7月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳G3のグランシャリオカップ（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（4戦4勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。
8月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のスピカ特別（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（5戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、2着のラブトップレディに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。
8月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳地方重賞の王冠賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で桜井拓章騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のモエギノキングに5馬身の差をつけて6勝目をつかんだ。
9月9日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の北海優駿（旭川ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で桜井拓章騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のラピーナジュノムに2馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。
10月2日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、ハンデ地方重賞の瑞穂賞（門別ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で桜井拓章騎手（8戦7勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に敗れた。
10月30日、中3週で迎えた10戦目は、地方重賞の道営記念（門別ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で桜井拓章騎手（9戦7勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のライトクラウンに3馬身の差をつけて優勝
12月9日、中5週で迎えた11戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、G3のとちぎマロニエカップ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4歳（2004年）
4月29日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は桜井拓章騎手（10戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月27日、中3週で迎えた13戦目は、地方重賞のエトワール賞（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（11戦8勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルバーサーベルから1馬身差の2着に敗北した。
6月24日、中3週で迎えた14戦目は、地方重賞のステイヤーズカップ（札幌(地)ダート2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で桜井拓章騎手（12戦8勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。
7月8日、中1週で迎えた15戦目は、三井グリーンランド特別（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で桜井拓章騎手（13戦8勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーサーベルをアタマ差制して勝利をモノにする
7月22日、中1週で迎えた16戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で桜井拓章騎手（14戦9勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のシルバーサーベルに1馬身の差をつけて10勝目を達成した。
8月12日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた17戦目は、G2のブリーダーズゴールドカップ（旭川ダート2300m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で桜井拓章騎手（15戦10勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。
9月4日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた18戦目は、井上俊彦騎手を鞍上に迎えて、G3のエルムステークス（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。
9月30日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた19戦目は、佐々木国明騎手を鞍上に迎えて、バブルガムフェロー賞（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のデルマキングオーに1馬身半の差をつけて勝利数を11に伸ばす
5歳（2005年）
5月5日、約7か月の休養明けで馬体重を前走からさらに22kg増やして迎えた20戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、地方重賞の赤レンガ記念（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
6月9日、中4週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた21戦目は、アドマイヤコジーン賞（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず3着に敗れた。
8月4日、中7週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた22戦目は、エアエミネム賞（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアイディンワンダーに1馬身半の差をつけて勝利数を12に伸ばす
9月1日、中3週で迎えた23戦目は、ヘクタープロテクター賞（旭川ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のビーファイターに1馬身の差をつけて優勝
6歳（2006年）
6月8日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた24戦目は、新冠町軽種馬生産振興会特別（札幌(地)ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で服部茂史騎手（4戦2勝）。13頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいい脚を見せられず8着に終わった。
7月6日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた25戦目は、イーグルカフェ賞（旭川ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で服部茂史騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月20日、中1週で迎えた26戦目は、地方重賞の星雲賞（旭川ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は佐々木国明騎手（1戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
10月12日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg増やして迎えた27戦目は、アルタイル特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は服部茂史騎手（6戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月9日、中3週で迎えた28戦目は、地方重賞の道営記念（札幌(地)ダート2485m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（7戦2勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。
7歳（2007年）
4月26日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた29戦目は、藤倉寛幸騎手を鞍上に迎えて、日高建設協会特別（門別ダート1800m 雨/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。
5月10日、中1週で迎えた30戦目は、地方重賞の赤レンガ記念（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤倉寛幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。競走中止となった。