ラブヴァケーション（2019年生、母メイクユアデイ）

ラブヴァケーション（2019年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「愛に満ちた休暇」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンカーク（当時13歳）と交配したメイクユアデイが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は北星村田牧場。主な勝ち鞍は2022年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ(C2 23)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、北星村田牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、岐阜県馬主会川崎賢二によって220万円で落札された。

天間昭一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

4月24日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず15着に終わった。

5月22日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、少々速いペースでレースを進める。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

7月3日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で井上敏樹騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は失速してしまい14着に終わった。

10月9日、約3か月半の休養明けで迎えた4戦目は、川島拓騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、石川慎将騎手を鞍上に迎えて、SAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のシゲルマンカイに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C2 13（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川慎将騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

11月26日、中2週で迎えた7戦目は、佐賀競馬移転開設50周年うまてなし賞（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石川慎将騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。

4歳（2023年）

1月5日、中5週で迎えた8戦目は、C2-13組（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石川慎将騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に敗れた。

1月22日、中1週で迎えた9戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、KYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のイチゴガリに3馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

2月11日、中2週で迎えた10戦目は、ウマ娘コラボオープニングレース（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小林凌騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って12着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2-5（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で小林凌騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、シントーハナノランに交わされて5馬身差の2着となった。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、金山昇馬騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では総身の力で末脚を持続させて、最後は2着のバシールを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

3月25日、中1週で迎えた13戦目は、さがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたコンフィテオール決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

4月16日、中2週で迎えた14戦目は、おおぐま座特選（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったプライモーディアルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4月29日、中1週で迎えた15戦目は、おとめ座特選（佐賀ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金山昇馬騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた16戦目は、かに座特選（佐賀ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で金山昇馬騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた17戦目は、ケンタウルス座特選（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金山昇馬騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた18戦目は、飛田愛斗騎手を鞍上に迎えて、こぐま座特選（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C2-3（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は金山昇馬騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のグラッテンハーレに6馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1-9（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で金山昇馬騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では不屈の闘魂で渋太く末脚を持続させて先頭に立ち、最後は2着のカシノイースターを半馬身振り切って5勝目を獲得した。

7月15日、連闘で迎えた21戦目は、白南風賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で金山昇馬騎手（8戦3勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。