ケーティイースト(1995年生、母タケニシキ)

K.T.East

1995.06.07

ケーティイースト(1995年6月7日)は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヒシマサル(当時6歳)と交配したタケニシキが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は(有)武田農場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年のノベンバーフラワー賞。

経歴

デビュー前

古山良司厩舎(美浦)へ入厩。

2歳(1997年)

11月8日、デビュー戦は大塚栄三郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬東京芝1400m 晴/良)に出走。馬体重は436kg。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月22日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬東京芝1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手(1戦0勝)。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

12月21日、中3週で迎えた3戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利中山ダート1200m 晴/良)に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3歳(1998年)

2月10日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦の’98ベストスパー特別(1)船橋ダート1600m 曇/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手(1戦0勝)。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に敗れた。

3月2日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利中山ダート1200m 晴/不良)に50kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手(2戦0勝)。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に終わった。

3月15日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた6戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利中京ダート1700m 晴/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

4月19日、中4週で迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利中山ダート1200m 晴/稍重)に出走。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

5月16日、中3週で迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利東京ダート1200m 晴/良)に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた9戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利新潟芝1200m 外回り 曇/良)に出走。長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

6月20日、中3週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利福島ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手(1戦0勝)。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。

8月15日、中7週で迎えた11戦目は、4歳未勝利新潟芝1600m 外回り 曇/良)に出走。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手(2戦0勝)。17頭立ての10番人気で大外17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

9月15日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、3歳戦の’98ベストステッキ特別(7)船橋ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で西田雄一郎騎手(3戦0勝)。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に終わった。

10月6日、中2週で迎えた13戦目は、3歳戦のマルチステッキ特別浦和ダート1400m 雨/稍重)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は田村宏之騎手(3戦0勝)。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスカイダンサーを捕まえ切れず、6馬身差の2着となった。

10月24日、中2週で迎えた14戦目は、4歳未勝利福島ダート1700m 曇/良)に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村宏之騎手(4戦0勝)。13頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

11月16日、中2週で迎えた15戦目は、3歳戦のノベンバーフラワー賞川崎ダート1500m 晴/良)に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村宏之騎手(5戦0勝)。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るホウヨウマリンを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って待望の初勝利を挙げた。

12月7日、中2週で迎えた16戦目は、マルチドリーム特別浦和ダート1400m 雨/重)に出走。鞍上は4戦連続で田村宏之騎手(6戦1勝)。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はガス欠状態になり9着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下中山ダート1800m 曇/良)に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で田村宏之騎手(7戦1勝)。16頭立ての15番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

4歳(1999年)

1月11日、中1週で迎えた18戦目は、ジャニュアリー特別高崎ダート1500m 晴/良)に出走。鞍上は6戦連続で田村宏之騎手(8戦1勝)。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月25日、中1週で迎えた19戦目は、’99フレンドリースパー特別(1)船橋ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は7戦連続で田村宏之騎手(9戦1勝)。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

3月15日、中6週で迎えた20戦目は、’99フレンドリースパー特別(4)船橋ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は8戦連続で田村宏之騎手(10戦1勝)。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

4月18日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた21戦目は、5歳以上500万下中山ダート1800m 雨/良)に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で田村宏之騎手(11戦1勝)。15頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず10着に終わった。

5月15日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた22戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下東京ダート1400m 曇/良)に52kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で田村宏之騎手(12戦1勝)。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた23戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下東京芝1400m 晴/良)に出走。17頭立ての17番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。