サルタオーカン（1989年生、母グレナオーカン）

サルタオーカン（1989年4月10日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は青鹿毛。種牡馬のサルタモンテス（当時15歳）と交配したグレナオーカンが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は松坂牧場。戦績は、地方28戦19勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年のアラブギフ大賞典。

経歴

デビュー前

原隆男厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1991年）

12月29日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 曇/不良）に出走。馬体重は448kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイサギイチフジに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（1992年）

1月15日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロッキーガロンに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

2月10日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月9日、中3週で迎えた4戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったフワノシンゲキから4馬身差の2着に敗北した。

4月7日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の中京スポ杯（笠松ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のフワノシンゲキに4馬身の差をつけて3勝目を収める

10月2日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた6戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノリーフに1馬身半の差をつけて久しぶりの実戦を制した。

10月27日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた8戦目は、田辺弘騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の岐阜銀賞（笠松ダート1800m 晴/稍重）に50kgの軽斤量で出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

12月17日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（7戦4勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4歳（1993年）

1月1日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（8戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のイチフジサカエに1馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

1月14日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（9戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノリーフに6馬身の差をつけて優勝

1月28日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2イ（笠松ダート1600m 雪/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（10戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月21日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（11戦6勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のロビンフッドに3馬身の差をつけて7勝目を収める

3月7日、中1週で迎えた14戦目は、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（12戦7勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のサチノリーフに2馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

4月5日、中3週で迎えた15戦目は、春風特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（13戦8勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハナギクエースに3/4馬身の差をつけて9勝目を手中に収めた。

4月26日、中2週で迎えた16戦目は、アラ系一般B2イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で川原正一騎手（14戦9勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のハツタリュウオーに4馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5歳（1994年）

3月9日、約10か月半の休養明けで迎えた17戦目は、アラ系一般B2 C1（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は9戦連続で川原正一騎手（15戦10勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のツルユウをクビ差制して怒涛の5連勝を決めた。

4月3日、中3週で迎えた18戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で川原正一騎手（16戦11勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のフワノヨシゼンをクビ差制して獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月25日、中2週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1イ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で川原正一騎手（17戦12勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミネットに1馬身半の差をつけて圧巻の7連勝を決めた。

5月20日、中3週で迎えた20戦目は、金華山特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で川原正一騎手（18戦13勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のヒロタケシルバーに2馬身の差をつけて貫禄の8連勝を決めた。

6月20日、中3週で迎えた21戦目は、ミズバショウ特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で川原正一騎手（19戦14勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のトライバルライトをアタマ差制して驚異の9連勝を決めた。

8月2日、中5週で迎えた22戦目は、納涼特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で川原正一騎手（20戦15勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のホマレブラントオーをアタマ差制して10連勝を達成した。

9月14日、中5週で迎えた23戦目は、萩特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で川原正一騎手（21戦16勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったショウハイスターからアタマ差の2着に甘んじた。

10月7日、中2週で迎えた24戦目は、東海グローリ（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で川原正一騎手（22戦16勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のショウハイスターに半馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月28日、中2週で迎えた25戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は17戦連続で川原正一騎手（23戦17勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシリウスアレスから2馬身差の2着に敗北した。

11月9日、中1週で迎えた26戦目は、アラブ銀杯（笠松ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で川原正一騎手（24戦17勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のタカウイングをハナ差制して勝利を手に入れた。

12月31日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた27戦目は、アラブギフ大賞典（笠松ダート1900m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で川原正一騎手（25戦18勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のシリウスアレスをクビ差制して勝利数を19に伸ばす

6歳（1995年）

2月10日、中5週で迎えた28戦目は、東海グローリ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は20戦連続で川原正一騎手（26戦19勝）。6頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカウイングからハナ差の2着に甘んじた。