ノーベルスター（1987年生、母シオノスター）

ノーベルスター（1987年4月2日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーベルダンサー（当時10歳）と交配したシオノスターが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は（有）えりも太平洋牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着2回、地方20戦6勝2着5回。主な勝ち鞍は1992年の風花賞(B3一二)。

経歴

デビュー前

吉田馨厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（1990年）

5月25日、デビュー戦は大友勝利騎手を鞍上に据えて、4歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は473kg。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったユーワオスカーから3/4馬身差の2着となった。

6月27日、中4週で迎えた2戦目は、溝井啓二騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月2日、連闘で迎えた3戦目は、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で溝井啓二騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月30日、約4か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳（船橋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で溝井啓二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月15日、中1週で迎えた5戦目は、佐藤隆騎手を鞍上に迎えて、4歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月29日、中5週で迎えた6戦目は、4歳（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。

4歳（1991年）

1月27日、中3週で迎えた7戦目は、5歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったナツツバキから半馬身差の2着となった。

2月8日、中1週で迎えた8戦目は、5歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウカイザーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月21日、中1週で迎えた9戦目は、5歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のラオコーンに1馬身の差をつけて2勝目をつかんだ。

3月28日、中4週で迎えた10戦目は、一般C2七（船橋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5月30日、中8週で迎えた11戦目は、山本学騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のケイシュウカイザーに半馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

6月27日、中3週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、一般C2四（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤隆騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のナツツバキに2馬身の差をつけて4勝目を手にした。

7月26日、中3週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた13戦目は、いるか座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤隆騎手（7戦3勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったキタノスパートから3馬身差の2着に敗北した。

8月14日、中2週で迎えた14戦目は、そよかぜ特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤隆騎手（8戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のタケリンドウに2馬身半の差をつけて5勝目を手に入れた。

9月16日、中4週で迎えた15戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤隆騎手（9戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったブライトサクセスからクビ差の2着に甘んじた。

10月7日、中2週で迎えた16戦目は、仲秋特別（船橋ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐藤隆騎手（10戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったリファーズウイナーから1馬身半差の2着に敗北した。

11月14日、中4週で迎えた17戦目は、秋嶺特別（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で佐藤隆騎手（11戦4勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐藤隆騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた19戦目は、一般B1 B2（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐藤隆騎手（13戦4勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5歳（1992年）

1月20日、中3週で迎えた20戦目は、風花賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐藤隆騎手（14戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。最後は、2着のカネイチカゼノオーに2馬身の差をつけて6勝目をゲットした。

6歳（1993年）

2月21日、約13か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた21戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の早鞆特別（小倉ダート1700m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

3月20日、中3週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた22戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、伸びてきたタニノセンプー決め手に屈して半馬身差の2着となった。

4月3日、中1週で迎えた23戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

5月2日、中3週で迎えた24戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の清里特別（東京ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で本田優騎手（3戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月12日、中5週で迎えた25戦目は、4歳以上900万下の北斗賞（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田優騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

7月4日、中2週で迎えた26戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の羊蹄山特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で本田優騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に終わった。

7月17日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田優騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上900万下の層雲峡特別（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で本田優騎手（7戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたラガーペンダス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

8月15日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下の潮騒特別（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で本田優騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月19日、中4週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下の新涼特別（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は10戦連続で本田優騎手（9戦0勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上900万下（阪神ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で本田優騎手（10戦0勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。