ブリリアントボーイ（1991年生、母イメージタカラ）

ブリリアントボーイ（1991年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のトウシヨウボーイ（当時18歳）と交配したイメージタカラが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道茅部郡砂原町、生産者は小幡シサ。戦績は、中央平地21戦1勝、中央障害1戦0勝、地方6戦2勝。主な勝ち鞍は1994年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

坂田正行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1994年）

1月30日、デビュー戦は村本善之騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。13頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（阪神ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村本善之騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

2月27日、中1週で迎えた3戦目は、川合達彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての4番人気で大外15番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマーブルグリットをクビ差振り切って初白星を挙げた。

3月26日、中3週で迎えた4戦目は、4歳500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では切れる脚を使えず11着に終わった。

7月3日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、4歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は川合達彦騎手（1戦1勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

4歳（1995年）

6月10日、約11か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた6戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。

7月8日、中3週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の礼文特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（3戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

7月30日、中2週で迎えた8戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く14着に終わった。

8月12日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（6戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた12戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。15頭立ての15番人気で1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず4着に終わった。

12月10日、中5週で迎えた15戦目は、北村卓士騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5歳（1996年）

1月6日、中3週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川合達彦騎手（8戦1勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

1月14日、連闘で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で川合達彦騎手（9戦1勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で川合達彦騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。競走中止となった。

2月3日、連闘で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で川合達彦騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川合達彦騎手（12戦1勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で川合達彦騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

4月7日、中4週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（4戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず9着に終わった。

5月27日、中6週で迎えた23戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた24戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月23日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のリーガルマジシャンに3/4馬身の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。

7月7日、中1週で迎えた26戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月3日、中3週で迎えた27戦目は、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で阿部英俊騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のミヤコプリンスに3馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

8月16日、中1週で迎えた28戦目は、五葉山賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で阿部英俊騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。