メールハンター（1996年生、母リスクシャドー）

メールハンター（1996年5月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のパークリージエント（当時15歳）と交配したリスクシャドーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は中村理恵。戦績は、中央平地1戦0勝、地方19戦5勝2着1回。1999年のキングで3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

青山義明厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（1998年）

8月2日、デビュー戦は桑野等騎手を鞍上に据えて、3歳（金沢ダート900m 曇/不良）に出走。馬体重は483kg。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るワールドヴィガーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月18日、中1週で迎えた2戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサラブレッド若駒賞（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3歳（1999年）

2月7日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から30kg増やして迎えた3戦目は、浜口楠彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2ロ（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた4戦目は、横山誠騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの梅花特別（P）（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

3月12日、中1週で迎えた5戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい8着に終わった。

3月26日、中1週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた6戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B11（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中2週で迎えた7戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のセキノバーディーに2馬身半の差をつけて2勝目をマークした。

5月5日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳オープンのキング（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で浜口楠彦騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月16日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、屋形舟特別（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で浜口楠彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のロベリアナキリに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

6月27日、中5週で馬体重を前走から18kg絞って迎えた10戦目は、吉田稔騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（阪神芝1600m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

11月10日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた11戦目は、唐津洋介騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（4戦2勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず5着に敗れた。

4歳（2000年）

1月1日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は唐津洋介騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、勝ったヤマノプロテクターに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

1月13日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3ハ（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で唐津洋介騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るトキノドンを交わし去り、最後は1馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

1月27日、中1週で迎えた15戦目は、カトレア特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で唐津洋介騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3ロ（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で唐津洋介騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2 C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で唐津洋介騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた18戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では豪脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のオーミエブロスに2馬身の差をつけて5勝目を手にした。

4月4日、中3週で迎えた19戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C2ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた20戦目は、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。