ジャパンアケボノ(2003年生、母ミスバラシア)
Japan Akebono
2003.05.11
ジャパンアケボノ(2003年5月11日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアケボノⅡ(当時12歳)と交配したミスバラシアが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は正木 茂夫。戦績は、地方42戦5勝2着3回。主な勝ち鞍は2006年の3歳A2。
経歴
デビュー前
平澤芳三厩舎(盛岡)へ入厩。
2歳(2005年)
6月18日、デビュー戦は沢田盛夫利騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフューチャー(水沢ダート850m 曇/良)に出走。馬体重は433kg。7頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
7月17日、中3週で馬体重を前走から27kg増やして迎えた2戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、2歳(盛岡ダート1200m 晴/良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
8月1日、中1週で迎えた3戦目は、2歳(盛岡ダート1200m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手(1戦0勝)。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るイスズシェーバーを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月23日、中7週で迎えた4戦目は、2歳戦のホープフル(盛岡ダート1200m 小雨/重)に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手(2戦1勝)。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。
10月3日、中0週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、2歳戦のホープフル(盛岡芝1000m 晴/良)に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手(3戦1勝)。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。
10月17日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のホープフル(盛岡芝1000m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手(4戦1勝)。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず10着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた7戦目は、菅原順騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のホープフル(盛岡芝1000m 曇/良)に出走。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
11月14日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のホープフル(水沢ダート1400m 曇/稍重)に出走。鞍上は佐々木忍騎手(5戦1勝)。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。
12月10日、中3週で迎えた9戦目は、2歳B2(水沢ダート1400m 小雪/不良)に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手(6戦1勝)。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
12月25日、中1週で迎えた10戦目は、2歳B3(水沢ダート1300m 小雪/不良)に出走。鞍上は菅原順騎手(1戦0勝)。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のワイルドシャトーをクビ差振り切って2勝目をマークした。
3歳(2006年)
1月3日、連闘で迎えた11戦目は、3歳B1(水沢ダート1400m 雪/不良)に出走。鞍上は佐々木忍騎手(7戦1勝)。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のツルマルオーカンに3馬身の差をつけて3勝目を手にした。
4月10日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳A2(水沢ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手(8戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。
4月22日、中1週で迎えた13戦目は、3歳A2(水沢ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手(9戦2勝)。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したミナミシアトルを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。
5月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A2(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手(10戦2勝)。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のミナミシアトルに1馬身1/4の差をつけて勝利を手に入れた。
5月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳A2(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手(11戦3勝)。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。
6月10日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた16戦目は、3歳A2(水沢ダート1600m 曇/重)に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手(12戦3勝)。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。
6月25日、中1週で迎えた17戦目は、3歳戦のサマーカップ(水沢ダート1900m 晴/良)に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手(13戦3勝)。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。
7月9日、中1週で迎えた18戦目は、3歳戦のミルキーウェイカップ(盛岡ダート2000m 曇/良)に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手(14戦3勝)。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず最後はミヤノスカイハイと並んで4着同着となった。
7月24日、中1週で迎えた19戦目は、3歳B1(盛岡ダート1600m 曇/稍重)に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忍騎手(15戦3勝)。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。
8月5日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A2(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は10戦連続で佐々木忍騎手(16戦3勝)。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は一杯になって11着に終わった。
8月19日、中1週で迎えた21戦目は、南郷家全騎手を鞍上に迎えて、3歳A2(水沢ダート1600m 晴/良)に出走。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた22戦目は、3歳A2(水沢ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は佐々木忍騎手(17戦3勝)。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。
9月17日、中1週で迎えた23戦目は、3歳B1(盛岡ダート1600m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手(18戦3勝)。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は減速してしまい6着に敗れた。
10月21日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた24戦目は、一般B3(盛岡ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手(19戦3勝)。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。
11月4日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた25戦目は、一般B3(盛岡ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手(20戦3勝)。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のコスモユリウスをハナ差振り切って5勝目を手にした。
11月18日、中1週で迎えた26戦目は、一般B3(水沢ダート1800m 晴/重)に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手(21戦4勝)。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。
11月27日、連闘で迎えた27戦目は、リヴェール(水沢ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手(22戦4勝)。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。
12月9日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2(水沢ダート1400m 小雪/不良)に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手(23戦4勝)。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい11着に終わった。
4歳(2007年)
3月18日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた29戦目は、周藤直樹騎手を鞍上に迎えて、たんぽぽ特別(福山ダート1600m 晴/良)に出走。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。
4月15日、中3週で迎えた30戦目は、風光る特別(福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手(1戦0勝)。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードオブファイアからクビ差の2着に甘んじた。
4月29日、中1週で迎えた31戦目は、日刊スポーツ賞(福山ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月13日、中1週で迎えた32戦目は、若葉特別(福山ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は4戦連続で周藤直樹騎手(3戦0勝)。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月2日、中2週で迎えた33戦目は、かきつばた特別(福山ダート1800m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で周藤直樹騎手(4戦0勝)。8頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月30日、中3週で迎えた34戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、くちなし特別(福山ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったベルモントバーディから2馬身半差の2着に敗北した。
7月7日、連闘で迎えた35戦目は、ほうせんか特別(福山ダート1600m 曇/不良)に出走。鞍上は周藤直樹騎手(5戦0勝)。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
7月28日、中2週で迎えた36戦目は、はまなす特別(福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で周藤直樹騎手(6戦0勝)。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に敗れた。
8月15日、中2週で迎えた37戦目は、サルビア特別(福山ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で周藤直樹騎手(7戦0勝)。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
12月5日、約3か月半の休み明けで迎えた38戦目は、河野直人騎手を鞍上に迎えて、漱石忌特設(荒尾ダート1400m 晴/良)に出走。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
12月19日、中1週で迎えた39戦目は、一般C2(荒尾ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は2戦連続で河野直人騎手(1戦0勝)。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。
5歳(2008年)
1月1日、中1週で迎えた40戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、不知火賞(荒尾ダート1900m 曇/稍重)に出走。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
1月22日、中2週で迎えた41戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、2008M&Kジョッキーズカップ第3戦I(荒尾ダート1400m 小雨/不良)に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
2月17日、中3週で迎えた42戦目は、黒川知弘騎手を鞍上に迎えて、蕗のとう特別(福山ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。