ロードオブファイア（2002年生、母Sprite's Ridge）
Lord of Fire
2002.05.19
ロードオブファイア（2002年5月19日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「冠名＋『火の鳥』より」。毛色は栗毛。種牡馬のストラヴィンスキー（当時6歳）と交配したSprite's Ridgeが13歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝、地方50戦11勝2着11回。主な勝ち鞍は2008年のつくし特別(一般B1)。
経歴
デビュー前
ロードサラブレッドオーナーズにて総額2,200万円（4.4万×500口）で一口馬主が募集された。
田中清隆厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（2005年）
1月16日、デビュー戦は蛯名正義騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝2000m 雨/不良）に出走。馬体重は486kg。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では全く伸びず8着に終わった。
3月26日、中9週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。
4月16日、中2週で迎えた3戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に終わった。
5月8日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は蛯名正義騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。
8月6日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は嘉藤貴行騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。
9月18日、中5週で迎えた6戦目は、鮫島克也騎手を鞍上に迎えて、3歳（佐賀ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のミヤビヒロインを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。
10月15日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島克也騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のベティノミタユメに1馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。
11月13日、中3週で迎えた8戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鮫島克也騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のプロモベールを半馬身振り切って制した。
12月4日、中2週で迎えた9戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島克也騎手（3戦3勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のヤサカトムボーイを3/4馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。
12月17日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C2（佐賀ダート1400m 雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島克也騎手（4戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリバーヘブンをクビ差振り切って怒涛の5連勝を決めた。
4歳（2006年）
1月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で鮫島克也騎手（5戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレジェントロドリフを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。
1月29日、中3週で迎えた12戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で鮫島克也騎手（6戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。
2月11日、中1週で迎えた13戦目は、白鳥特設（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で鮫島克也騎手（7戦6勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タガノラブパワーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。
3月18日、中4週で迎えた14戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、3・4歳（福山ダート1250m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
4月15日、中3週で迎えた15戦目は、パンジー特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月4日、中2週で迎えた16戦目は、鯛網カップ（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月14日、中0週で迎えた17戦目は、カーネーション特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月3日、中2週で迎えた18戦目は、しょうぶ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で渡辺博文騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。
6月17日、中1週で迎えた19戦目は、すずらん特別（福山ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で渡辺博文騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月9日、中2週で迎えた20戦目は、門別町農業協同組合長賞（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で渡辺博文騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
7月23日、中1週で迎えた21戦目は、ひそ福開設1周年ありがとう特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で渡辺博文騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
8月13日、中2週で迎えた22戦目は、ハイビスカス特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で渡辺博文騎手（8戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。
8月27日、中1週で迎えた23戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で渡辺博文騎手（9戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。
9月18日、中2週で迎えた24戦目は、広島県馬主会会長賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で渡辺博文騎手（10戦0勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（2007年）
2月4日、約4か月半の休養明けで迎えた25戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で渡辺博文騎手（11戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールドパステルから1馬身半差の2着となった。
2月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で渡辺博文騎手（12戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のゲンキハツラツに3/4馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
3月24日、中3週で迎えた27戦目は、一般C2-1（福山ダート1250m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で渡辺博文騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったゲンキハツラツからクビ差の2着に甘んじた。
4月15日、中2週で迎えた28戦目は、風光る特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で渡辺博文騎手（14戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のジャパンアケボノをクビ差制して8勝目を収める
4月29日、中1週で迎えた29戦目は、日刊スポーツ賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で渡辺博文騎手（15戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントクックから1馬身差の2着に敗北した。
5月13日、中1週で迎えた30戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、鯛網カップ（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったチアズボニートから2馬身半差の2着となった。
6月3日、中2週で迎えた31戦目は、菖蒲特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月17日、中1週で迎えた32戦目は、すずらん特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月8日、中2週で迎えた33戦目は、岡崎準騎手を鞍上に迎えて、福山てんまや賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月22日、中1週で迎えた34戦目は、報知新聞社賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（16戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラントボーイから3馬身差の2着に敗北した。
8月12日、中2週で迎えた35戦目は、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（17戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
9月2日、中2週で迎えた36戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。
9月23日、中2週で迎えた37戦目は、彼岸花特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で楢崎功祐騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
10月14日、中2週で迎えた38戦目は、われもこう特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は岡崎準騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。4着に敗れた。
11月18日、中4週で迎えた39戦目は、紫式部特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渡辺博文騎手（18戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のフォーシングスに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
12月2日、中1週で迎えた40戦目は、つわぶき特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（19戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
12月9日、連闘で迎えた41戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（20戦3勝）。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったエムエスゴールドからアタマ差の2着となった。
6歳（2008年）
1月4日、中3週で迎えた42戦目は、万両特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺博文騎手（21戦3勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
1月14日、中0週で迎えた43戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、ガーネット特別（福山ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のローランボスコに3/4馬身の差をつけて10勝目を達成した。
2月2日、中2週で迎えた44戦目は、雪割草特別（福山ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月23日、中2週で迎えた45戦目は、つくし特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡田祥嗣騎手（2戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のローヨネに1馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。
3月1日、連闘で迎えた46戦目は、桃の花特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡田祥嗣騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったファニーカイザーから1馬身差の2着となった。
3月23日、中2週で迎えた47戦目は、杏特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で岡田祥嗣騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったヤングブレイヴから1馬身半差の2着に敗北した。
4月13日、中2週で迎えた48戦目は、地方重賞の福山桜花賞（福山ダート2250m 曇/稍重）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。
5月3日、中2週で迎えた49戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、ローズカップ（福山ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月18日、中1週で迎えた50戦目は、かすみ草特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた51戦目は、かきつばた特別（福山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に沈んだ。
6月14日、中1週で迎えた52戦目は、みなづき賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は岡田祥嗣騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったブラックパワーから7馬身差の2着となった。
7月6日、中2週で迎えた53戦目は、ジャパンネット銀行特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡田祥嗣騎手（6戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったタガノグリッターからアタマ差の2着に甘んじた。
8月10日、中4週で迎えた54戦目は、芙蓉特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は楢崎功祐騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月7日、中3週で迎えた55戦目は、嬉勝則騎手を鞍上に迎えて、コスモス特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。