プラントボーイ（2002年生、母スーパーヨチコ）

プラントボーイ（2002年4月5日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋男の子」。毛色は鹿毛。種牡馬のタイキブリザード（当時11歳）と交配したスーパーヨチコが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ヒノデファーム。戦績は、中央平地11戦1勝、地方42戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

川村禎彦厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

6月27日、デビュー戦は小池隆生騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のレオバラードに2馬身の差をつけて未勝利戦を制した。

8月7日、連闘で迎えた4戦目は、2歳オープンのフェニックス賞（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず7着に敗れた。

9月19日、中5週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、2歳オープンの野路菊ステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

10月2日、中1週で迎えた6戦目は、柴原央明騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのききょうステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月24日、中2週で迎えた7戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、2歳500万下のかえで賞（京都芝1400m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。

10月30日、連闘で迎えた8戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの萩ステークス（京都芝1800m 外回り小雨/良）に出走。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4歳（2006年）

1月22日、約15か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では脚が上がってしまい18着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の山国川特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く15着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた11戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

7月16日、約4か月半の休養明けで迎えた12戦目は、鬼束亮騎手を鞍上に迎えて、一般B1-2（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

7月25日、連闘で迎えた13戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた14戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず9着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた15戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は鬼束亮騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた16戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鬼束亮騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

9月24日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた17戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、萩の花特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず9着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた18戦目は、ヒスイ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。

11月5日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、智美ちゃん誕生日記念（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊木良介騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた20戦目は、祝・莉子ちゃん誕生記念柊特別（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で熊木良介騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で熊木良介騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に終わった。

12月10日、連闘で迎えた22戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で熊木良介騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず7着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた23戦目は、キャッツアイ特別（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で熊木良介騎手（6戦0勝）。11頭立ての11番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず10着に終わった。

5歳（2007年）

1月4日、中0週で迎えた24戦目は、福寿草特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で熊木良介騎手（7戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に終わった。

3月12日、中9週で馬体重を前走から24kg減らして迎えた25戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、ヒヤシンス特別（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた26戦目は、一般B3（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた27戦目は、わくポン賞（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。

5月4日、中4週で迎えた28戦目は、野田誠騎手を鞍上に迎えて、つつじ特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。6頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったプロフィッターからクビ差の2着となった。

5月13日、連闘で迎えた29戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、若葉特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったファニーカイザーから4馬身差の2着となった。

6月2日、中2週で迎えた30戦目は、かきつばた特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は野田誠騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマウントクックからクビ差の2着に甘んじた。

6月17日、中1週で迎えた31戦目は、すずらん特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野田誠騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月8日、中2週で迎えた32戦目は、福山てんまや賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で野田誠騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

7月22日、中1週で迎えた33戦目は、報知新聞社賞（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で野田誠騎手（4戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のロードオブファイアに3馬身の差をつけて久しぶりに白星を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた34戦目は、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で野田誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のホクセツエースをクビ差制して3勝目を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた35戦目は、福山市議会議長賞（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野田誠騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた36戦目は、彼岸花特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で野田誠騎手（7戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた37戦目は、われもこう特別（福山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で野田誠騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。

11月3日、中2週で迎えた38戦目は、胡蝶蘭特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野田誠騎手（9戦2勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた39戦目は、柚子特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で野田誠騎手（10戦2勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた40戦目は、ポインセチア特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で野田誠騎手（11戦2勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

6歳（2008年）

1月2日、中2週で迎えた41戦目は、正月特別（福山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で野田誠騎手（12戦2勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

1月27日、中3週で迎えた42戦目は、4歳以上B1（福山ダート1800m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は13戦連続で野田誠騎手（13戦2勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月23日、中3週で迎えた43戦目は、つくし特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で野田誠騎手（14戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月8日、中1週で迎えた44戦目は、すみれ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で野田誠騎手（15戦2勝）。8頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた45戦目は、青柳特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は16戦連続で野田誠騎手（16戦2勝）。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた46戦目は、さくら草特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は17戦連続で野田誠騎手（17戦2勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月11日、中3週で迎えた47戦目は、鯛網カップ（福山ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は18戦連続で野田誠騎手（18戦2勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた48戦目は、水芭蕉特別（福山ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で野田誠騎手（19戦2勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた49戦目は、すいれん特別（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で野田誠騎手（20戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた50戦目は、海水浴特別（福山ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で野田誠騎手（21戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月20日、中1週で迎えた51戦目は、むくげ特別（福山ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で野田誠騎手（22戦2勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月16日、中3週で迎えた52戦目は、全国公営競馬主催者協議会会長賞（福山ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は23戦連続で野田誠騎手（23戦2勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月21日、中4週で迎えた53戦目は、彼岸花特別（福山ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は24戦連続で野田誠騎手（24戦2勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。