オリアナロゼッタ（2016年生、母エリザベススイート）

オリアナロゼッタ（2016年4月16日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「『黄金の』の意味を持つ人名より＋薔薇型の（伊）。黄金の薔薇」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のナカヤマフェスタ（当時10歳）と交配したエリザベススイートが12歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白瀬盛雄。主な勝ち鞍は2019年の3歳B4。

経歴

デビュー前

1歳のとき、白瀬盛雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、山口敦広によって237.6万円で落札された。

清水久詞厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2019年）

4月6日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。18頭立ての18番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい18着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた2戦目は、吉田晃浩騎手を鞍上に迎えて、3歳B8（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた3戦目は、3歳B8（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田晃浩騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月16日、中1週で迎えた4戦目は、3歳B6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田晃浩騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で猛追したが、勝ったユラニュスに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田晃浩騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮したが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B4（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で吉田晃浩騎手（4戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた7戦目は、3歳B4（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で吉田晃浩騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオスティリオを次元の違う末脚でアタマ差だけ差し切って初白星を挙げた。

8月13日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の増田晃也&藤本奈那結婚記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田晃浩騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた9戦目は、3歳A5（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田晃浩騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

9月8日、中1週で迎えた10戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の一般社団法人福井県畜産協会長賞 B特選（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた11戦目は、牝馬限定戦の彼岸花賞（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原大河騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のサルトグリーンを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

11月21日、中7週で迎えた12戦目は、池田敏樹騎手を鞍上に迎えて、一般C13（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。6頭立ての2番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた13戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したウインソリティアにアタマ差届かず2着に甘んじた。

12月29日、中3週で迎えた14戦目は、一般C11（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4歳（2020年）

1月8日、中0週で迎えた15戦目は、一般C12（笠松ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた16戦目は、一般C14 17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（4戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサクラエに2馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

2月7日、中1週で迎えた17戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、ミスミソウ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた18戦目は、一般C9（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に敗れた。

3月6日、中1週で迎えた19戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（6戦1勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた20戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（7戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

4月6日、中2週で迎えた21戦目は、深澤杏花騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

4月16日、中0週で迎えた22戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

4月29日、中1週で迎えた23戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、一般C6（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた24戦目は、関本玲花騎手また来てね!賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず8着に終わった。

5月21日、中0週で迎えた25戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は佐藤友則騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C7（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず4着に終わった。

8月13日、中7週で迎えた28戦目は、一般C10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（9戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた29戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた30戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（10戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

9月24日、中1週で迎えた31戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は深澤杏花騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた32戦目は、C級サバイバル（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で深澤杏花騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず4着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた33戦目は、一般C11 14（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で深澤杏花騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手に欠いて7着に終わった。

11月4日、中1週で迎えた34戦目は、出水拓人騎手を鞍上に迎えて、C級サバイバル（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、3着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた35戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敏樹騎手（11戦1勝）。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い脚を使えず7着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた36戦目は、一般C12 15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敏樹騎手（12戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた37戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敏樹騎手（13戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた38戦目は、ビオラ賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敏樹騎手（14戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5歳（2021年）

1月7日、連闘で迎えた39戦目は、長谷川満31年目スタート記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敏樹騎手（15戦1勝）。9頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

9月8日、約8か月の休養明けで馬体重を前走から39kg増やして迎えた40戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C16（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた41戦目は、一般C18（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた42戦目は、東川慎騎手を鞍上に迎えて、一般C21（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた43戦目は、一般C22（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松本剛志騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。