ジョイソング（2010年生、母キャスリーン）

Joy Song

2010.05.01

ジョイソング（2010年5月1日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は芦毛。種牡馬のブラックホーク（当時16歳）と交配したキャスリーンが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、地方16戦3勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の心をひとつに 岩手競馬(C1一)。

経歴

デビュー前

菅原右吉厩舎（水沢）へ入厩。

2歳（2012年）

10月29日、デビュー戦は坂口裕一騎手を鞍上に据えて、2歳C2（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。馬体重は482kg。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳C2三（水沢ダート850m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のリアンクイーンを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳C1二（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で坂口裕一騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

12月17日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた4戦目は、2歳C1一（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で坂口裕一騎手（3戦1勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に敗れた。

3歳（2013年）

1月2日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C1一（水沢ダート1300m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で坂口裕一騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

1月13日、中1週で迎えた6戦目は、陶文峰騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の心をひとつに 岩手競馬（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のエムオーリシャールに4馬身の差をつけて制した。

3月24日、中9週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた7戦目は、3歳B2（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で陶文峰騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

4月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で陶文峰騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

4月20日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のフキノトウレース（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で陶文峰騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、トーホクノホシに3/4馬身交わされて2着となった。

5月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の気仙川レース（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で陶文峰騎手（4戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

5月18日、中1週で迎えた11戦目は、3歳B1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で陶文峰騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

6月1日、中1週で迎えた12戦目は、3歳B2一（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で陶文峰騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、クロワッサンに交わされて3馬身差の2着となった。

6月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で陶文峰騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、スマイルビートにハナ差交わされて2着となった。

6月29日、中1週で迎えた14戦目は、3歳B2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で陶文峰騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のキタノスマイルに2馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

7月13日、中1週で迎えた15戦目は、3歳地方重賞のハヤテスプリント（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で陶文峰騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然とハナを奪い、で一団を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。

9月2日、中6週で迎えた16戦目は、ノボタンバレンシアレース（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は11戦連続で陶文峰騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではいい脚を見せられず4着に敗れた。