インパチェンス（2019年生、母オータムフラワー）
Impatiens
2019.02.17
インパチェンス（2019年2月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「花の一種。花言葉は『強い個性』」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のイスラボニータ（当時8歳）と交配したオータムフラワーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。主な勝ち鞍は2023年のくまちゃん誕生日おめでとう(一般C26)。
経歴
デビュー前
小笠倫弘厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2021年）
10月9日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は482kg。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。
12月18日、中9週で迎えた2戦目は、永野猛蔵騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。
3歳（2022年）
1月5日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に敗れた。
2月27日、中7週で迎えた4戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。
3月27日、中3週で迎えた5戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に敗れた。
7月9日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/稍重）に出走。鞍上は永野猛蔵騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。
8月16日、中4週で迎えた7戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の能登巌門賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。
10月17日、中8週で迎えた8戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。
10月31日、中1週で迎えた9戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、哀原なな生誕記念（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。
11月14日、中1週で迎えた10戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C23（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。
11月29日、中1週で迎えた11戦目は、一般C28（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は渡辺竜也騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。
4歳（2023年）
1月10日、中5週で迎えた12戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、一般C24（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。
1月23日、中1週で迎えた13戦目は、くまちゃん誕生日おめでとう（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のブライトルビーに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
2月7日、中1週で迎えた14戦目は、春雪特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。
2月20日、中1週で迎えた15戦目は、一般C21（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したエイブルマンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。
3月8日、中1週で迎えた16戦目は、松本剛志騎手を鞍上に迎えて、一般C19（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、伸びてきたファイングロー決め手に屈して半馬身差の2着となった。
3月21日、中1週で迎えた17戦目は、津田麻莉奈さん来場記念（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本剛志騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では別次元の末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のメイクスマイルに2馬身半の差をつけて1番人気に応えた。
4月7日、中1週で迎えた18戦目は、苗代桜特別（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で松本剛志騎手（2戦1勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は勢いを失って6着に終わった。
4月17日、中0週で迎えた19戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C10 C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。
4月27日、中0週で迎えた20戦目は、人馬一体全員無事完走願掛け記念（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。
6月22日、中7週で迎えた21戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、真珠賞（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず4着に敗れた。
7月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般C13（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大原浩司騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて楽々と抜け出し、最後は2着のアンジェロッティに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
7月21日、中1週で迎えた23戦目は、月見草特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大原浩司騎手（2戦1勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。
デビュー前
笹野博司厩舎（笠松）へ入厩。
8月30日、中5週で迎えた24戦目は、応援してます!愛馬会（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大原浩司騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天資の負けじ魂を発揮してゴールまで力戦したが、4着に終わった。
11月22日、約3か月の間隔を開けて迎えた25戦目は、一般C8（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大原浩司騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。
12月8日、中1週で迎えた26戦目は、長江慶悟騎手を鞍上に迎えて、C9組（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。