ネオペンドラゴン（2007年生、母プラチナキャスト）

ネオペンドラゴン（2007年1月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋龍の大王」。毛色は鹿毛。種牡馬のファルブラヴ（当時9歳）と交配したプラチナキャストが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回、地方24戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2011年の川西きんたくん特別(B2 C1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、小林仁幸によって3,570万円で落札された。

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2009年）

10月25日、デビュー戦は四位洋文騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は488kg。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

11月15日、中2週で迎えた2戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。

12月5日、中2週で迎えた3戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

3歳（2010年）

1月24日、中3週で迎えた5戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に敗れた。

2月7日、中1週で迎えた6戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

2月27日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で池添謙一騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、4着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池添謙一騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月16日、中8週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池添謙一騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

6月5日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（京都ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で池添謙一騎手（4戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

6月27日、中2週で迎えた11戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。

7月4日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山元気騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた13戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったツヨイキモチに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

7月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず5着に敗れた。

8月29日、中3週で迎えた15戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡佑介騎手（3戦0勝）。13頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい8着に敗れた。

12月31日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、コンサートボーイ里帰り特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4歳（2011年）

1月19日、中2週で馬体重を前走から5kg絞って迎えた17戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず10着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた18戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、一般C1四五（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず14着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた19戦目は、C.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、一般C1三（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。15頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

4月5日、中6週で迎えた20戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず5着に敗れた。

4月21日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた22戦目は、松浦聡志騎手を鞍上に迎えて、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したテイケイワイズを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

6月9日、中2週で迎えた24戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月30日、中2週で迎えた25戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月21日、中2週で迎えた26戦目は、川西きんたくん特別（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のシルクライジングをクビ差振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月9日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず5着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で田中学騎手（7戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

9月20日、中2週で迎えた29戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で田中学騎手（8戦1勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず3着に終わった。

10月6日、中1週で迎えた30戦目は、豊岡・コウノトリ特別（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で田中学騎手（9戦1勝）。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で田中学騎手（10戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月1日、中1週で迎えた32戦目は、ラジオ大阪弁天R.シスターズ賞（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は松浦聡志騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

11月17日、中1週で迎えた33戦目は、サンスポ御堂筋特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり5着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（12戦1勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

12月15日、中1週で迎えた35戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、ゴールデンジョッキーカップ（園田ダート1870m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、勝ったリジョウクラウンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5歳（2012年）

1月12日、中3週で迎えた36戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、すいせん賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を披露したが、4着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したテイケイワイズを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

2月16日、中2週で迎えた38戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず4着に敗れた。

5月31日、約3か月半の休み明けで迎えた39戦目は、4歳以上B1（園田ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（13戦1勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。