ハネダケーティング（1997年生、母ナースコール）

経歴

デビュー前

1歳のとき、森牧場から「北海道8月市場サラブレッド2歳」に上場されたが主取りとなった。

高岩隆厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2000年）

8月28日、デビュー戦は早田秀治騎手を鞍上に据えて、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は497kg。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったマキバオジジアンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月29日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、4歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で早田秀治騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、勝ったアマゾンサンデーに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

4歳（2001年）

6月4日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた3戦目は、達城龍次騎手を鞍上に迎えて、一般C3五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮戦したが、ハーティロビンに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月23日、中2週で迎えた4戦目は、一般C3四（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で達城龍次騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

12月13日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、一般C3三（大井ダート1590m 内回り雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で達城龍次騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

12月30日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3三（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で達城龍次騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を取る形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、3着に入った。

5歳（2002年）

1月21日、中2週で迎えた7戦目は、一般C3五六（大井ダート1390m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で達城龍次騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、かなり緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入った。

2月10日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3四五（大井ダート1190m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で達城龍次騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい9着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた9戦目は、一般C3十（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で達城龍次騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、ヘクターバンダムに交わされて2馬身差の2着となった。

3月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3四五（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で達城龍次騎手（7戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスワローキングに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4月11日、中2週で迎えた11戦目は、一般C3三四（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で達城龍次騎手（8戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

4月26日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3四（大井ダート1490m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で達城龍次騎手（9戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握り、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のチェンジベターに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

10月30日、約6か月の休養明けで迎えた13戦目は、一般C3三（大井ダート1390m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で達城龍次騎手（10戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦の一般C2五 C3一（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で達城龍次騎手（11戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。