ユノタックスマン（1995年生、母Crown Rose）

Juno Tax Man

1995.04.11

ユノタックスマン（1995年4月11日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のワージブ（当時12歳）と交配したCrown Roseが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦2勝2着1回、中央障害2戦0勝。主な勝ち鞍は1998年のロビン賞(500万下)。

経歴

デビュー前

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

10月11日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月15日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は河内洋騎手（1戦0勝）。13頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では稲妻の如き末脚を繰り出したが、4着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛進したが、トーヨーメゾンにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

12月13日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で河内洋騎手（3戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず5着に敗れた。

3歳（1998年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では全く伸びず9着に敗れた。

2月14日、中5週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に敗れた。

3月7日、中2週で迎えた8戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。

3月21日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

4月25日、中2週で迎えた11戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1200m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のゲットラックに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5月9日、中1週で迎えた12戦目は、4歳500万下の八重桜賞（東京芝1600m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で後藤浩輝騎手（1戦1勝）。15頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

5月23日、中1週で迎えた13戦目は、4歳500万下のロビン賞（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。逃げる形となり、緩やかなペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では少しずつ前との差を詰めて、最後は2着のアドマイヤウルフを半馬身振り切って1着ゴールを果たした。

6月20日、中3週で迎えた14戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのやまももステークス（阪神芝2000m 晴/稍重）に出走。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は白浜雄造騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月1日、中1週で迎えた16戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に55kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。競走中止となった。