ブロンコーネ（2003年生、母ミセスビクトリア）

Broncone

2003.03.27

ブロンコーネ（2003年3月27日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「切り枝（伊）。永遠の春を希望するとういう願いを込めて」。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時18歳）と交配したミセスビクトリアが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地6戦1勝2着1回。2006年のフローラステークス(牝G2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2006年）

2月18日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は468kg。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

4月8日、中6週で迎えた2戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のリリコスピントに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

4月23日、中1週で迎えた3戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G2のフローラステークス（東京芝2000m 曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。18頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったヤマトマリオンにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

5月21日、中3週で迎えた4戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1のオークス（優駿牝馬）（東京芝2400m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。18頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず16着に終わった。

7月2日、中5週で迎えた5戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデG3のラジオNIKKEI賞（福島芝1800m 曇/重）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に敗れた。

10月15日、約3か月半の休み明けで迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G1の秋華賞（京都芝2000m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では鋭い脚を使えず18着に終わった。