テイエムチョウテン（2020年生、母ダウンタウンガール）

テイエムチョウテン（2020年3月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+頂点。頂を目指して」。毛色は鹿毛。種牡馬のシルバーステート（当時7歳）と交配したダウンタウンガールが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は日高テイエム牧場株式会社。主な勝ち鞍は2023年のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ。

経歴

デビュー前

武英智厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

9月11日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中京芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は510kg。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい7着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で酒井学騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が衰えて10着に敗れた。

3歳（2023年）

1月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 小雨/重）に出走。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では全く伸びず17着に終わった。

1月21日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい9着に終わった。

2023年1月25日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

2月26日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、中山蓮王騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のさがけいば無料ネット新聞うまかつ.net賞（佐賀ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

3月10日、中1週で迎えた6戦目は、3歳戦のSAGAリベンジャーズ×ドリームシリーズ（佐賀ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中山蓮王騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のカシノクックに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月16日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦のKYUSHU DREAM賞（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中山蓮王騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 小雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で中山蓮王騎手（3戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5月7日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の万緑賞（佐賀ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は5戦連続で中山蓮王騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では異次元の末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヘルスケアに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月22日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中山蓮王騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、勝ったフミタツエンペラーに詰め切れず、2馬身差の2着となった。

6月10日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で中山蓮王騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、サトミノアサヒに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（佐賀ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で中山蓮王騎手（7戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったマリノフェアレディに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。