ウインガナッシュ（2016年生、母プラリネ）

ウインガナッシュ（2016年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋チョコレートの一種（仏）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグランプリボス（当時8歳）と交配したプラリネが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は水丸牧場。主な勝ち鞍は2019年のヤングジョッキーズTR園田第1戦(C3)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、水丸牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって1,080万円で落札された。

ウインレーシングクラブにて総額1,800万円（4.5万×400口）で一口馬主が募集された。

西園正都厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2018年）

10月27日、デビュー戦は高倉稜騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

3歳（2019年）

2月11日、約3か月半の休養明けで迎えた2戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のグリーンカップ（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったストロングコンビをクビ差捉え切れず2着となった。

2月23日、中1週で迎えた3戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

4月21日、中7週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。18頭立ての18番人気で17番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

6月23日、中8週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高倉稜騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく13着に終わった。

8月7日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。

9月20日、中2週で迎えた8戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた9戦目は、鴨宮祥行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3一（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く4着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた11戦目は、木本直騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR園田第1戦（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のマルデリジェントに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月26日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた12戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったトウケイサミドリに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

12月11日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で木本直騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ジュンエスポワールに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月29日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で木本直騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩着実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のクリノイナヅマオーに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

4歳（2020年）

1月16日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で木本直騎手（4戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた16戦目は、4歳以上C1二（姫路ダート1400m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で木本直騎手（5戦2勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

2月27日、中2週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で木本直騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に敗れた。

3月18日、中2週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で木本直騎手（7戦2勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。

4月1日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（園田ダート1700m 雨/不良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で木本直騎手（8戦2勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。

4月16日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、ワキノスウィフトに交わされて1馬身半差の2着となった。

5月6日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた23戦目は、長谷部駿弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

8月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた24戦目は、3歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（5戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた25戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

9月24日、中1週で迎えた26戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（7戦0勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に敗れた。

10月9日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で鴨宮祥行騎手（8戦0勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた28戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。5頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず5着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は鴨宮祥行騎手（9戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に終わった。

11月26日、中2週で迎えた30戦目は、3歳以上C3三（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鴨宮祥行騎手（10戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた31戦目は、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鴨宮祥行騎手（11戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた32戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい7着に敗れた。

5歳（2021年）

1月6日、中1週で迎えた33戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹村達也騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず5着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた34戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C3二（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた35戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は木本直騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C3（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木本直騎手（10戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月18日、中1週で迎えた37戦目は、4歳以上C3三（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で木本直騎手（11戦2勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。