キネオブレイブ（2011年生、母スタンドオンエンド）

キネオブレイブ（2011年2月28日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋勇敢な」。毛色は栗毛。種牡馬のゼンノロブロイ（当時11歳）と交配したスタンドオンエンドが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の今年もありがとう特別(一般C3-10)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、追分ファームから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、ジャパンフードビジネスによって1,050万円で落札された。

松永康利厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

7月6日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は442kg。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

8月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西田雄一郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

9月7日、中2週で迎えた4戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は垂れてしまい12着に終わった。

10月14日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般C3 17（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったモントランブランを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

10月26日、中1週で迎えた6戦目は、中西達也騎手を鞍上に迎えて、一般C3 14（高知ダート1300m 晴/重）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、テルスに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

11月1日、連闘で迎えた7戦目は、高野の回り舞台特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中西達也騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のベレロフォンに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

11月8日、連闘で迎えた8戦目は、一般C3 13（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中西達也騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のコスモマスタングに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月23日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3-9（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は西川敏弘騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

12月14日、中2週で迎えた10戦目は、今年もありがとう特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西川敏弘騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快に末脚を伸ばして、最後は2着のテルスを3/4馬身振り切って制した。

12月21日、連闘で迎えた11戦目は、一絃琴特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で西川敏弘騎手（3戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

4歳（2015年）

1月10日、中2週で迎えた12戦目は、西山裕貴騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（高知ダート1300m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

2月17日、中4週で迎えた13戦目は、一般C3-4（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で西山裕貴騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。