ホッコーサバイバル（2002年生、母マイディアフランシス）

ホッコーサバイバル（2002年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋生き残ること」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時9歳）と交配したマイディアフランシスが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾皆雄。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回、地方9戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2006年の4歳以上C6一。

経歴

デビュー前

1歳のとき、乾皆雄から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

西浦勝一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月19日、デビュー戦は本田優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着を確保した。

4月9日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田優騎手（1戦0勝）。17頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、抜け出したサクラチェリーにクビ差届かず2着に惜敗した。

4月24日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本田優騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうひと伸びが足りず、5着に終わった。

4歳（2006年）

3月2日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、米田幸治騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C7二（姫路ダート1400m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C6三（姫路ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で米田幸治騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ハネダノギクに交わされて5馬身差の2着に敗北した。

3月30日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C6一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で米田幸治騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のサワノホクトセイに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

5月10日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で米田幸治騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

6月8日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上C3一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で米田幸治騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

7月5日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で米田幸治騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく5着に終わった。

7月27日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上C1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で米田幸治騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に終わった。

8月10日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で米田幸治騎手（7戦1勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた12戦目は、3歳以上C1二（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で米田幸治騎手（8戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。