コスモブルーム（2010年生、母イエローブルーム）

コスモブルーム（2010年5月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋母名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のスズカフェニックス（当時8歳）と交配したイエローブルームが22歳のときに産んだ14番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）グランド牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳C2二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、ビッグレッドファームによって525万円で落札された。

中村均厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2012年）

7月7日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

7月15日、連闘で迎えた2戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

8月11日、中3週で迎えた3戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1500m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

3歳（2013年）

1月6日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた4戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず14着に終わった。

2月12日、中4週で迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインマッチ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

3月14日、中3週で迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストビット特別（船橋ダート1600m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず11着に敗れた。

4月28日、中5週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るリキノナンブビジンを鮮やかな末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

5月11日、中1週で迎えた8戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた9戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のもりおか短角牛レース（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月22日、中1週で迎えた11戦目は、3歳C1四（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた12戦目は、3歳C1四（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。

8月17日、中5週で迎えた13戦目は、木村暁騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C2六（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村暁騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2五（水沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村暁騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に終わった。

9月29日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、一般C2四（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で木村暁騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。