リキノナンブビジン（2010年生、母ユキノチャーム）

リキノナンブビジン（2010年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「力の南部美人」。毛色は栗毛。種牡馬のクワイエットデイ（当時10歳）と交配したユキノチャームが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は青森県、生産者はワールドファーム。戦績は、中央平地2戦0勝、地方16戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の3歳B3。

経歴

デビュー前

矢野照正厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2013年）

2月3日、デビュー戦は平野優騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は430kg。16頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って15着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で平野優騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず16着に終わった。

4月15日、中5週で迎えた3戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C2二（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。

4月28日、中1週で迎えた4戦目は、3歳C2二（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で阿部英俊騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、コスモブルームに3/4馬身交わされて2着となった。

5月12日、中1週で迎えた5戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で阿部英俊騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったサクラゲルダに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

5月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳C2二（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で阿部英俊騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず4着に敗れた。

6月11日、中1週で迎えた7戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳B4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では別次元の末脚を爆発させて、最後は2着のハルトサンダーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月25日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘りを欠いて4着に沈んだ。

7月28日、中4週で馬体重を前走から13kg戻して迎えた9戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は吉原寛人騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた10戦目は、3歳B3（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉原寛人騎手（2戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るヒカルケンシを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

12月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた11戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C3七（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

12月24日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3五（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず4着に敗れた。

4歳（2014年）

1月10日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた14戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般C17（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた15戦目は、山崎良騎手を鞍上に迎えて、一般C18（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず4着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定の一般C17（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎良騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

3月13日、中1週で迎えた17戦目は、好きです、笠松けいば（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で山崎良騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、エスケイタイガーに交わされて3馬身差の2着となった。

3月27日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。