ジャックローズ（2015年生、母ローザミスティカ）

ジャックローズ（2015年4月11日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「バラ色のカクテル名」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時9歳）と交配したローザミスティカが9歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2018年の鳥栖特別(500万下)。

経歴

デビュー前

シルクホースクラブにて総額2,500万円（5万×500口）で一口馬主が募集された。

斉藤崇史厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

12月23日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝2000m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

3歳（2018年）

1月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線に入ると、前で粘るスマートモノリスを鮮やかな末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた3戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝2000m 曇/重）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったタニノフランケルに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

5月5日、中2週で迎えた4戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのプリンシパルステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に敗れた。

8月26日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鳥栖特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のブライトムーンをクビ差振り切って2勝目を掴み取った。

9月16日、中2週で迎えた6戦目は、3歳以上1000万下の能勢特別（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡佑介騎手（1戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず4着に敗れた。

4歳（2019年）

12月1日、約14か月半の休養明けで迎えた7戦目は、C.スミヨン騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの名古屋日刊スポーツ杯（中京芝2000m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。