スピードジャガー（2001年生、母スマノジャガー）

スピードジャガー（2001年2月15日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のシンコウキング（当時10歳）と交配したスマノジャガーが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は柏木一則。戦績は、地方21戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2004年の3歳F21。

経歴

デビュー前

森沢憲一郎厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2003年）

7月29日、デビュー戦は永島太郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/良）に出走。馬体重は437kg。9頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、キヌガササファイヤに交わされて5馬身差の2着となった。

9月10日、中5週で迎えた2戦目は、2歳T1（姫路ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた3戦目は、2歳F11（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、レディゾロに交わされて2馬身差の2着となった。

3歳（2004年）

4月22日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた4戦目は、3歳F32（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

5月3日、中1週で迎えた5戦目は、3歳F42（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

6月1日、中3週で迎えた6戦目は、成清幸紀騎手を鞍上に迎えて、3歳F32（園田ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、3歳F32（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（5戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビューティクエストに交わされて2馬身半差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F32（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永島太郎騎手（6戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた9戦目は、3歳F33（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永島太郎騎手（7戦0勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るグラントネールを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月10日、中3週で迎えた10戦目は、3歳F21（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永島太郎騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のマキオマウントをハナ差振り切って勝利をモノにする

8月19日、連闘で迎えた11戦目は、3歳F11（園田ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で永島太郎騎手（9戦2勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず8着に敗れた。

9月14日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上C4-2（姫路ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で永島太郎騎手（10戦2勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。

9月28日、中1週で迎えた13戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C5-1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

11月13日、中6週で迎えた14戦目は、山下貴光騎手を鞍上に迎えて、九千部賞（佐賀ダート1750m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず6着に敗れた。

11月28日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山下貴光騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、九千部賞（佐賀ダート1750m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山下貴光騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

4歳（2005年）

1月4日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で山下貴光騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

1月17日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で山下貴光騎手（4戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

1月30日、中1週で迎えた19戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山下貴光騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには加われず10着に終わった。

2月12日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で山下貴光騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

2月27日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上C1（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山下貴光騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。