ティーエスプレッソ（2015年生、母ナムラメロディー）

ティーエスプレッソ（2015年5月19日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋特急（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時16歳）と交配したナムラメロディーが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）いとう牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方7戦0勝2着3回。

経歴

デビュー前

牧田和弥厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2017年）

11月11日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。馬体重は498kg。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手に欠いて11着に終わった。

3歳（2018年）

3月31日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

5月13日、中5週で迎えた3戦目は、義英真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では見所を作れず11着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた4戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1900m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。

7月2日、中4週で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、3歳C2四（水沢ダート1300m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい4着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた6戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のうまレター賞（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したタニマサベーカを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

7月30日、中1週で迎えた7戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳C2一（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したティーアウリイにクビ差届かず2着に惜敗した。

8月14日、中1週で迎えた8戦目は、3歳C2一（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したキサラギコマチを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の綾鷹賞（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（2戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

9月8日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2十三（水沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で高松亮騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2十（盛岡ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で高松亮騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では決め手が足りず4着に敗れた。