チョウサンキュー（2005年生、母ホクテンマドンナ）

チョウサンキュー（2005年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋ありがとう」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のエイシンサンディ（当時12歳）と交配したホクテンマドンナが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。戦績は、中央平地1戦0勝、地方28戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2007年のセカンドトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山野牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

田中道夫厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2007年）

8月8日、デビュー戦は板野央騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/良）に出走。馬体重は459kg。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

8月29日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、レッドグラマンに3/4馬身交わされて2着となった。

9月25日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた4戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、コウジンハーバーに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

10月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では別次元の末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のベルデージーに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月7日、中1週で迎えた6戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったレガーロに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月21日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして、最後は2着のバンバンバンクをクビ差振り切って2勝目を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた8戦目は、2歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田中学騎手（4戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず4着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の園田ジュニアカップ（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は板野央騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

3歳（2008年）

1月23日、中2週で迎えた10戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は田中学騎手（5戦2勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が衰えて5着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（6戦2勝）。16頭立ての15番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。

3月6日、中2週で迎えた12戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（7戦2勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた13戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（8戦2勝）。6頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく3着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた14戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は板野央騎手（4戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた15戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた16戦目は、3歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（7戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

6月12日、中1週で迎えた18戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は田中学騎手（9戦2勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた19戦目は、3歳F1一（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（10戦2勝）。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に終わった。

7月24日、中3週で迎えた20戦目は、平岩潤一騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて10着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた21戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（1戦0勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月4日、中3週で迎えた22戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた24戦目は、竹村達也騎手を鞍上に迎えて、3歳ハンデ地方重賞のコウノトリ賞（園田ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に終わった。

11月4日、中2週で迎えた25戦目は、香美町松葉ガニ特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は平岩潤一騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた26戦目は、椎堂特別（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平岩潤一騎手（5戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず7着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平岩潤一騎手（6戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではいいところがなく11着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた28戦目は、日刊ゲンダイ杯（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で平岩潤一騎手（7戦0勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

12月30日、中1週で迎えた29戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平岩潤一騎手（8戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。