アオミトップスター（1985年生、母ムツミカースル）

アオミトップスター（1985年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のサーペンフロ（当時14歳）と交配したムツミカースルが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は小原孝夫。戦績は、中央平地39戦2勝2着3回、地方3戦0勝。主な勝ち鞍は1988年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

谷八郎厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1987年）

10月11日、デビュー戦は田島良保騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

10月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

11月21日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく9着に敗れた。

12月13日、中2週で迎えた4戦目は、横山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた5戦目は、田原成貴騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったタマモチューズにねじ伏せられてハナ差の2着に惜敗した。

3歳（1988年）

1月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず13着に敗れた。

1月30日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は横山雄一騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山雄一騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり4位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

4月24日、中9週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で横山雄一騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に敗れた。

5月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で横山雄一騎手（4戦0勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に敗れた。

5月28日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（阪神芝1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で横山雄一騎手（5戦0勝）。17頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では伸びあぐねて15着に敗れた。

6月12日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は田島良保騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた13戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1700m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 曇/重）に出走。鞍上は田島良保騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に敗れた。

8月6日、中1週で迎えた16戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、勝ったハギノロッキーにねじ伏せられて1馬身差の2着となった。

8月21日、中1週で迎えた17戦目は、4歳未勝利（小倉芝1700m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康二騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた18戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグリーンタイザンに8馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月2日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上400万下の川西特別（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（7戦1勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手に欠いて8着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上400万下（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

11月5日、中1週で迎えた21戦目は、4歳以上400万下（京都芝2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は田原成貴騎手（2戦0勝）。17頭立ての12番人気で大外17番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、6着を確保した。

11月27日、中2週で迎えた22戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先手を奪い、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、カズミフリーオンにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月11日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上400万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（10戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に敗れた。

12月18日、連闘で迎えた24戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るモガミトライアンを半馬身差し切って2勝目をマークした。

4歳（1989年）

2月5日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、5歳以上900万下の宇治川特別（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は田島良保騎手（11戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

3月4日、中3週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた26戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の淡路特別（阪神芝2500m 雨/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は横山雄一騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

10月1日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた27戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（4戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

10月14日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田原成貴騎手（5戦1勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり13着に終わった。

11月26日、中5週で迎えた29戦目は、4歳以上400万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く12着に敗れた。

12月9日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田原成貴騎手（6戦1勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。

5歳（1990年）

1月14日、中4週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は山本康二騎手（4戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では切れる脚を使えず12着に終わった。

1月28日、中1週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は田島良保騎手（12戦1勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた33戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田島良保騎手（13戦1勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、リードを2馬身以上キープして、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚が上がってしまい7着に敗れた。

2月25日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で田島良保騎手（14戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天賦の負けじ心を発揮してゴールまで勇戦し、3着を確保した。

3月11日、中1週で迎えた35戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田島良保騎手（15戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた36戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で田島良保騎手（16戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

6月24日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた37戦目は、田島信行騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。15頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた38戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田島信行騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた39戦目は、合谷喜壮騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

12月24日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた40戦目は、黒宮高徳騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

6歳（1991年）

1月18日、中3週で迎えた41戦目は、小瀬良昌騎手を鞍上に迎えて、B2ロ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月18日、中7週で迎えた42戦目は、圓田修騎手を鞍上に迎えて、C1ニ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。