カトルズタッチ（2008年生、母フェミニンタッチ）

カトルズタッチ（2008年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「１４（仏）＋母名の一部」。毛色は鹿毛。種牡馬のマヤノトップガン（当時16歳）と交配したフェミニンタッチが15歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地9戦1勝、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2010年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

2歳のとき、社台ファームから「千葉サラブレッド・セールサラブレッド2歳」に上場され、山岸桂市によって913.5万円で落札された。

杉浦宏昭厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2010年）

7月25日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のコスモアパッチに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのダリア賞（新潟芝1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

12月5日、約4か月の休み明けで迎えた3戦目は、2歳オープンのクリスマスローズステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は柴田善臣騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた4戦目は、2歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は後藤浩輝騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

3歳（2011年）

1月22日、中4週で迎えた5戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の菜の花賞（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

7月9日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から22kg減らして迎えた6戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の印旛沼特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で大外16番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず14着に終わった。

10月4日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から36kg戻して迎えた7戦目は、トルマリンスター賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

10月30日、中3週で迎えた8戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 曇/良）に出走。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。17着に終わった。

4歳（2012年）

1月28日、約3か月の休み明けで迎えた9戦目は、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で黛弘人騎手（1戦0勝）。17頭立ての16番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚に勢いがなく17着に終わった。

4月8日、中9週で迎えた10戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。