タニセンビクトリー（2013年生、母スルーザシーズン）

タニセンビクトリー（2013年2月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋勝利。母母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のハーツクライ（当時12歳）と交配したスルーザシーズンが18歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）杵臼牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

堀井雅広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2015年）

6月27日、デビュー戦は江田照男騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。逃げる形となり、かなり遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたヒプノティスト決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

7月18日、中2週で迎えた2戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のビービーバーレルに3馬身の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

8月30日、中5週で迎えた3戦目は、2歳G3の新潟2歳ステークス（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。

3歳（2016年）

8月7日、約11か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上500万下の月岡温泉特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は蛯名正義騎手（1戦1勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では目立つような脚を使えず11着に敗れた。

9月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳以上500万下（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で蛯名正義騎手（2戦1勝）。15頭立ての4番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

10月29日、中6週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で蛯名正義騎手（3戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

12月3日、中4週で迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく11着に敗れた。

4歳（2017年）

2月11日、中9週で迎えた8戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。