バトルアンビシャス（1987年生、母パピヨンダンサー）

バトルアンビシャス（1987年4月23日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンアンサー（当時21歳）と交配したパピヨンダンサーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は多田善弘。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、中央障害4戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

小林常泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

1月7日、デビュー戦は横山典弘騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は472kg。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に終わった。

3月18日、中7週で迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

9月30日、約6か月半の休み明けで迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったアサクサメッセージにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

10月13日、中1週で迎えた5戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で浜野谷憲尚騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るキョウエイエイトを鮮烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上500万下の本栖湖特別（東京芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下の芦ノ湖特別（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線ではいいところがなく8着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

4歳（1991年）

9月14日、約9か月半の休養明けで迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1800m 晴/不良）に出走。鞍上は浜野谷憲尚騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた11戦目は、郷原洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2300m 曇/良）に出走。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず5着に終わった。

10月20日、中1週で迎えた12戦目は、柴田政人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京芝2200m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり5着に敗れた。

11月23日、中4週で迎えた13戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月14日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（1992年）

1月6日、中2週で迎えた15戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で星野忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

1月25日、中2週で迎えた16戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で星野忍騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったコクサイホープから3馬身半差の2着となった。