ビヤンシュール（2009年生、母ピアグレイス）

ビヤンシュール（2009年4月30日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアジュディケーティング（当時22歳）と交配したピアグレイスが22歳のときに産んだ12番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）ムラカミファーム。戦績は、地方20戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の3歳(牝)。

経歴

デビュー前

宮浦正行厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2011年）

10月30日、デビュー戦はA.ムンロ騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は450kg。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月26日、中7週で迎えた2戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

3歳（2012年）

1月18日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

2月14日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月5日、中2週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で有年淳騎手（3戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月26日、中2週で迎えた6戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るバラッドレディを自慢の末脚で3/4馬身差し切って初白星を挙げた。

4月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦1勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

5月10日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

6月22日、中5週で馬体重を前走から21kg戻して迎えた9戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のローズ賞（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月4日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎駿騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた11戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

8月8日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後はバースフォンテンと並んで2着同着となった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で追い上げたが、勝ったミニヨンピョーンに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

9月4日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で本田正重騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では卓出した伸び脚で追い上げたが、勝ったラプタークラウドに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

9月25日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本田正重騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

10月17日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、大馬神杯（川崎ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で本田正重騎手（4戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

11月2日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた17戦目は、一般C2九十（船橋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で本田正重騎手（5戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

12月7日、中4週で迎えた18戦目は、シャコー5 1周年らいおねる31歳記念（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本田正重騎手（6戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4歳（2013年）

1月4日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2十一十二十三（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で本田正重騎手（7戦0勝）。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

1月11日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で本田正重騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。