キョウワブレイベス（1989年生、母カノコジョオー）

キョウワブレイベス（1989年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブレイヴエストローマン（当時17歳）と交配したカノコジョオーが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）協和牧場。戦績は、中央平地11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1992年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

安藤正敏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1991年）

7月7日、デビュー戦は岡潤一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月13日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡潤一郎騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚を伸ばせず4着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で岡潤一郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

9月7日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岡潤一郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

9月29日、中2週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で岡潤一郎騎手（4戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったフジノルパンに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

10月27日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で岡潤一郎騎手（5戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって8着に敗れた。

3歳（1992年）

6月21日、約8か月の休養明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡潤一郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のラーンバイハートを半馬身振り切って未勝利勝ちを決めた。

7月5日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で岡潤一郎騎手（7戦1勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

7月19日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で岡潤一郎騎手（8戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

8月1日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で岡潤一郎騎手（9戦1勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。

9月27日、中7週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で岡潤一郎騎手（10戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では切れる脚を使えず15着に終わった。