トーセンウォルト（2020年生、母ペンネドゥピー）

トーセンウォルト（2020年3月20日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+人名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のトーセンレーヴ（当時12歳）と交配したペンネドゥピーが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社エスティファーム。主な勝ち鞍は2022年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

小桧山悟厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2022年）

7月17日、デビュー戦は山田敬士騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 雨/重）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず6着に終わった。

7月23日、連闘で迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（札幌芝1800m 曇/稍重）に出走。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では矢のように急駛したが、抜け出したアンテロースを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

8月13日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では豪快な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のジェモロジーに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

9月3日、中2週で迎えた4戦目は、2歳G3の札幌2歳ステークス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（2戦1勝）。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では決め手に欠いて最後はアスクメークシェアと並んで11着同着となった。

12月17日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、2歳1勝クラスのひいらぎ賞（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（3戦1勝）。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず10着に終わった。

3歳（2023年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に終わった。

1月22日、中1週で迎えた7戦目は、横山和生騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの若竹賞（中山芝1800m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

4月30日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（東京ダート1600m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月26日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに14kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤翔馬騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

10月1日、中2週で迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤翔馬騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

12月16日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの2023ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中山1戦（中山芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

4歳（2024年）

2月17日、中8週で迎えた13戦目は、伴啓太騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

4月6日、中6週で迎えた14戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月27日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大江原圭騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた16戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた17戦目は、3歳以上1勝クラスの稲城特別（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は佐藤翔馬騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤翔馬騎手（5戦0勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

10月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた19戦目は、張田昂騎手を鞍上に迎えて、ヨコハマ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に敗れた。

11月4日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた20戦目は、一般C1七八（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で張田昂騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。