ヒトリシズカ（1999年生、母アキシバ）

Hitori Shizuka

1999.05.25

ヒトリシズカ（1999年5月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンゼウス（当時11歳）と交配したアキシバが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は森田 芳男。戦績は、地方14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2001年の2歳。

経歴

デビュー前

中村健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2001年）

9月8日、デビュー戦は脇本一幸騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は490kg。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい6着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

11月2日、中4週で迎えた3戦目は、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るベニハヤテを鬼脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月11日、中5週で迎えた4戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、抜け出したカンピオーネを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着となった。

3歳（2002年）

1月23日、中5週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦のひなぎく特別（大井ダート1590m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳ハンデ戦の紅梅特別（大井ダート1590m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇本一幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたワタシノデバン決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

3月5日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定3歳オープンの’02桃花賞（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇本一幸騎手（5戦1勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦のすみれ特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で脇本一幸騎手（6戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

4月22日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のスイートピー特別（大井ダート1690m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で脇本一幸騎手（7戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で急追したが、抜け出したイチコウエンゼルを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

5月12日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦のカーネーション特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で脇本一幸騎手（8戦1勝）。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦のすずらん特別（大井ダート1790m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇本一幸騎手（9戦1勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず13着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の東京プリンセス賞（大井ダート1790m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で脇本一幸騎手（10戦1勝）。15頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた13戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のダリア特別（大井ダート1590m 内回り 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。

8月5日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた14戦目は、3歳戦のハイビスカス特別（大井ダート1690m 晴/重）に出走。鞍上は脇本一幸騎手（11戦1勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。