カネトシプリンス（2001年生、母Donette）

Kanetoshi Prince

2001.08.09

カネトシプリンス（2001年8月9日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬。馬名の意味は「冠名＋王子」。毛色は鹿毛。種牡馬のArena（当時6歳）と交配したDonetteが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地3戦0勝、地方10戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の一般F10。

経歴

デビュー前

野村彰彦厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2004年）

4月10日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。14頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に終わった。

4月25日、中1週で迎えた2戦目は、岩崎祐己騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

5月8日、中1週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

11月11日、約6か月の休養明けで迎えた4戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた5戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

12月11日、中1週で迎えた6戦目は、上田将司騎手を鞍上に迎えて、一般F10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。3着に終わった。

4歳（2005年）

1月1日、中2週で迎えた7戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般F9（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月15日、中1週で迎えた8戦目は、一般F7（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は上田将司騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月5日、中2週で迎えた9戦目は、宮川実騎手を鞍上に迎えて、一般F7（高知ダート1300m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエスオナーからクビ差の2着に惜敗した。

2月20日、中1週で迎えた10戦目は、一般F7（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で宮川実騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったバンブーロナウドから1馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般F7（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮川実騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエスディライツから4馬身差の2着に敗北した。

3月27日、中2週で迎えた12戦目は、一般F5（高知ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で宮川実騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったカルストンウエルズから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月3日、連闘で迎えた13戦目は、一般F10（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は上田将司騎手（2戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のケイエスオナーをクビ差制して待望の初白星を挙げた。