シーキングスワン（1999年生、母Allison’s Dance）

シーキングスワン（1999年5月9日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名の一部＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のSeeking the Gold（当時14歳）と交配したAllison's Danceが16歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地7戦0勝、地方24戦7勝2着5回。主な勝ち鞍は2004年の一般C3-2。

経歴

デビュー前

北橋修二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

3月31日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、3歳未出走（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。馬体重は458kg。16頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

4月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未出走（阪神芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で福永祐一騎手（1戦0勝）。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は減速してしまい13着に敗れた。

5月26日、中5週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で福永祐一騎手（2戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に敗れた。

6月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で福永祐一騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

8月25日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で福永祐一騎手（4戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9月2日、連闘で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は6戦連続で福永祐一騎手（5戦0勝）。18頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、5着に終わった。

9月29日、中3週で迎えた7戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

11月11日、中5週で迎えた8戦目は、西内忍騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のエンジェルポケットに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

4歳（2003年）

8月16日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、一般E F（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で西内忍騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月31日、中1週で迎えた10戦目は、一般E2（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西内忍騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月13日、中1週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた11戦目は、一般E3（高知ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で西内忍騎手（3戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のセトノマッハをクビ差制して制した。

9月27日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、一般E1（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で西内忍騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月18日、中2週で迎えた13戦目は、一般E2（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で西内忍騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月16日、中3週で迎えた14戦目は、一般E2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で西内忍騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた15戦目は、一般E2（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で西内忍騎手（7戦2勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた16戦目は、一般E2（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で西内忍騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。

12月31日、連闘で迎えた17戦目は、一般E5（高知ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で西内忍騎手（9戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったオンネトーから3/4馬身差の2着に敗北した。

5歳（2004年）

1月11日、中1週で迎えた18戦目は、一般E4（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で西内忍騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカクラフティから2馬身半差の2着に敗北した。

1月18日、連闘で迎えた19戦目は、一般E8（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は12戦連続で西内忍騎手（11戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロロータスに2馬身半の差をつけて3勝目を奪取した。

2月8日、中2週で迎えた20戦目は、一般D E（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で西内忍騎手（12戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったタカノセイウンから1馬身半差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた21戦目は、一般D E（高知ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で西内忍騎手（13戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオースミショウリに3馬身の差をつけて4勝目を手にした。

3月6日、中1週で迎えた22戦目は、一般D5（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で西内忍騎手（14戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月22日、中1週で迎えた23戦目は、一般D4（高知ダート1300m 小雨/不良）に出走。鞍上は16戦連続で西内忍騎手（15戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のダービーゲットをアタマ差制して雨中の混戦を制した。

4月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、古性秀之騎手を鞍上に迎えて、一般C3-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月17日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた25戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で古性秀之騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ形となり、で馬群を先導。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた26戦目は、加藤和義騎手を鞍上に迎えて、一般C3-6（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したタイキコスモスを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

6月27日、中2週で迎えた27戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤和義騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。

9月5日、中9週で迎えた28戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤和義騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に敗れた。

9月19日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で加藤和義騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したショウナンアルファを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

9月26日、連闘で迎えた30戦目は、一般C3 12（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で加藤和義騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメジロホームズを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って勝利をモノにする

10月17日、中2週で迎えた31戦目は、一般C3-2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で加藤和義騎手（5戦1勝）。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭に立ち、最後は2着のツカサロバリーをクビ差振り切って制した。