フジノオンステージ（1989年生、母ミナトスイレン）

フジノオンステージ（1989年4月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルイヴイルサミツト（当時9歳）と交配したミナトスイレンが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は青森県、生産者は合資会社青森牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、中央障害18戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1994年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

12月7日、デビュー戦は長峰一弘騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は458kg。8頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい8着に終わった。

12月22日、中1週で迎えた2戦目は、加藤和宏騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

3歳（1992年）

10月4日、約9か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は長峰一弘騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

12月13日、中9週で迎えた4戦目は、柏崎正次騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず11着に終わった。

12月20日、連闘で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏崎正次騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では決め手が足りず9着に終わった。

4歳（1993年）

4月3日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、臼井武騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月24日、中2週で迎えた7戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

5月15日、中2週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

7月10日、中7週で迎えた9戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で臼井武騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。3着を確保した。

7月25日、中1週で迎えた10戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で臼井武騎手（4戦0勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月22日、中3週で迎えた11戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月5日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた12戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったブランディニーから約10馬身差の2着となった。

9月19日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 曇）に出走。鞍上は臼井武騎手（5戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に敗れた。

10月9日、中2週で迎えた14戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（6戦0勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアサクサピレネーから約10馬身差の2着に敗れた。

10月30日、中2週で迎えた15戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（7戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったクニワスチールから3馬身半差の2着に敗れた。

12月18日、中6週で迎えた16戦目は、浜野谷憲尚騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。4着に終わった。

5歳（1994年）

1月15日、中3週で迎えた17戦目は、障害5歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2700m 晴）に出走。鞍上は臼井武騎手（8戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月31日、中1週で迎えた18戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で臼井武騎手（9戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月14日、約3か月半の休み明けで迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で臼井武騎手（10戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は星野忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードニキータに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

6月18日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2750m 晴/良）に出走。鞍上は臼井武騎手（11戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月16日、中3週で迎えた22戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は星野忍騎手（3戦1勝）。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

8月14日、中3週で迎えた23戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（4戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。