ハートフルミラクル（2002年生、母ワンダージュビリー）

ハートフルミラクル（2002年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋奇跡。勝利を願って」。毛色は芦毛。種牡馬のティッカネン（当時11歳）と交配したワンダージュビリーが15歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）川越牧場。戦績は、中央平地8戦1勝、地方17戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は2005年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

1歳のとき、川越牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2004年）

5月13日、デビュー戦は井上俊彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 雨/稍重）に出走。馬体重は468kg。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。10着に敗れた。

6月10日、中3週で迎えた2戦目は、渋谷裕喜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。

7月15日、連闘で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は井上俊彦騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったアカイリンゴから半馬身差の2着となった。

7月27日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で井上俊彦騎手（3戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月11日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で井上俊彦騎手（4戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

9月15日、中4週で迎えた8戦目は、2歳（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で井上俊彦騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。最後は、勝ったデリバティブボーイから3/4馬身差の2着に敗北した。

9月22日、連闘で迎えた9戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（旭川ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。最後は、2着のトップアオバに2馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月13日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3歳（2005年）

5月6日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から24kg戻して迎えた11戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳F11（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

5月19日、中1週で迎えた12戦目は、3歳T2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚が止まってしまい12着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた13戦目は、一般D4-2（札幌(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は渋谷裕喜騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったメルローズから1馬身差の2着となった。

6月30日、中1週で迎えた14戦目は、門別町建設協会賞（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渋谷裕喜騎手（3戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったパールウルフから1馬身半差の2着に敗北した。

7月16日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は宮崎光行騎手（2戦1勝）。13頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るシナーラを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を掴み取った。

8月14日、中3週で迎えた16戦目は、3歳以上1000万下の羊ヶ丘特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（3戦2勝）。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。最後はバテてしまい16着に終わった。

9月3日、中2週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の大倉山特別（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた18戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1000万下のおおぞら特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた19戦目は、ミモサ特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2006年）

4月9日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた20戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1000万下の勝浦特別（中山芝1200m 外回り晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では脚を伸ばせず14着に終わった。

5月13日、中4週で迎えた21戦目は、鈴木啓之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1000万下（東京芝1400m 雨/稍重）に出走。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1000万下の秋川特別（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は武士沢友治騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

8月19日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から16kg増やして迎えた23戦目は、3歳以上500万下のまりも特別（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦2勝）。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず13着に終わった。

9月26日、中4週で迎えた24戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、ヒシミラクル賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月10日、中1週で迎えた25戦目は、がんばれホッカイドウ競馬特別（旭川ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中村裕司騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。