グレートジャーニー（1993年生、母モーニングエコー）

グレートジャーニー（1993年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリアルシヤダイ（当時14歳）と交配したモーニングエコーが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道登別市、生産者はユートピア牧場。戦績は、中央平地16戦0勝2着2回、中央障害13戦1勝2着4回、地方1戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1997年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

飯塚好次厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1995年）

8月13日、デビュー戦は水野貴広騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。馬体重は470kg。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた3戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。16頭立ての5番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は力尽きて11着に敗れた。

10月15日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で的場均騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

10月29日、中1週で迎えた5戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く13着に敗れた。

11月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（2戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は水野貴広騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

3歳（1996年）

1月14日、中5週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は的場均騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや衰え、4着に終わった。

2月3日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、スキーワールドに半馬身交わされて2着に敗北した。

2月24日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場均騎手（5戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したチェスナットバロンを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

10月20日、約8か月の休養明けで迎えた11戦目は、大崎昭一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月9日、中2週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大崎昭一騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場均騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングクリエイターからハナ差の2着に甘んじた。

12月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は大崎昭一騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端をきる形となり、後続との差を2馬身以上キープして、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に沈んだ。

4歳（1997年）

1月26日、中7週で迎えた15戦目は、山本康志騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

2月2日、連闘で迎えた16戦目は、5歳以上500万下の筑前特別（小倉ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本康志騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、少し遅いペースで一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

4月27日、中9週で迎えた18戦目は、田口大二郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた19戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

5月31日、中2週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田口大二郎騎手（2戦0勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロミルザムから3/4馬身差の2着となった。

6月21日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田口大二郎騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月3日、中5週で迎えた22戦目は、今井規和騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

8月16日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井規和騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったライバアクセルから2馬身半差の2着に敗北した。

8月30日、中1週で迎えた24戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2800m 外→内晴/良）に出走。鞍上は田口大二郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のベテルギウスに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

9月21日、中2週で迎えた25戦目は、障害4歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で田口大二郎騎手（5戦1勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた26戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で田口大二郎騎手（6戦1勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったポットシンジョウから2馬身半差の2着となった。

11月2日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で田口大二郎騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月8日、連闘で迎えた28戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は5戦連続で田口大二郎騎手（8戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた29戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったジャンピングジョブから5馬身差の2着に敗北した。

5歳（1998年）

1月6日、中4週で迎えた30戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で田中剛騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。