レッドヴィーヴォ（2010年生、母ヴィヴァチッシモ）

レッドヴィーヴォ（2010年5月12日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「冠名＋いきいきと速く（音楽用語）。スピード感あふれる走りを期待」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジャングルポケット（当時12歳）と交配したヴィヴァチッシモが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地17戦1勝2着1回、中央障害17戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

東京サラブレッドクラブにて総額2,000万円（5万×400口）で一口馬主が募集された。

鹿戸雄一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2012年）

9月9日、デビュー戦は三浦皇成騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は438kg。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を披露したが、3着に終わった。

10月8日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（1戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るチェリーヒュドラーを豪脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

11月10日、中4週で迎えた3戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

3歳（2013年）

1月5日、中7週で迎えた4戦目は、3歳オープンのジュニアカップ（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で三浦皇成騎手（3戦1勝）。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず9着に終わった。

3月9日、中8週で迎えた5戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で三浦皇成騎手（4戦1勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後はサクラグランレーヴと並んで2着同着となった。

3月31日、中2週で迎えた6戦目は、3歳500万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で三浦皇成騎手（5戦1勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、4着に入った。

6月23日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上500万下の奥尻特別（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で三浦皇成騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に終わった。

7月6日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で三浦皇成騎手（7戦1勝）。15頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月29日、約3か月の間隔を開けて迎えた9戦目は、3歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で三浦皇成騎手（8戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

10月13日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で三浦皇成騎手（9戦1勝）。16頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では決め手に欠いて9着に敗れた。

4歳（2014年）

1月19日、約3か月半の休養明けで迎えた11戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。

3月2日、中5週で迎えた12戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい13着に終わった。

5月10日、中9週で迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の高田城特別（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての10番人気で大外15番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

5月31日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京芝1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は木幡初也騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず7着に敗れた。

7月27日、中5週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（10戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

12月6日、約4か月半の休養明けで迎えた17戦目は、W.ビュイック騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（中京芝1600m 小雨/良）に出走。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず11着に敗れた。

5歳（2015年）

3月15日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、上野翔騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月11日、中3週で迎えた19戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

5月24日、中5週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（新潟障害芝2890m 外→内晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月20日、中3週で迎えた21戦目は、障害3歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（2戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

8月15日、中7週で迎えた22戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったユキノスライダーから1馬身3/4差の2着となった。

9月6日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月24日、中6週で迎えた24戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で上野翔騎手（5戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴールデンヒーローから3馬身差の2着に敗北した。

11月8日、中1週で迎えた25戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2750m 雨/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で上野翔騎手（6戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のダークサイドに約10馬身の大差をつけて久しぶりに美酒を浴びた。

12月12日、中4週で迎えた26戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/稍重）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6歳（2016年）

5月14日、約5か月の休養明けで迎えた27戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内曇/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（7戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。7着に終わった。

7月9日、中7週で迎えた28戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝2750m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐雄祐騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた29戦目は、障害3歳以上オープン（福島障害芝3380m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐雄祐騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月22日、約3か月の休養明けで迎えた30戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は上野翔騎手（8戦1勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

7歳（2017年）

3月25日、約5か月の休み明けで迎えた31戦目は、ペガサスジャンプステークス（中山障害芝3350m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で上野翔騎手（9戦1勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。14着に終わった。

5月13日、中6週で迎えた32戦目は、障害4歳以上オープン（新潟障害芝3290m 外→内雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で上野翔騎手（10戦1勝）。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月21日、約5か月半の休養明けで迎えた33戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で上野翔騎手（11戦1勝）。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

8歳（2018年）

1月13日、約3か月の間隔を開けて迎えた34戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。13着に終わった。