テンライ（2021年生、母テンツクテン）

Tenrai

2021.03.22

テンライ（2021年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「天来。天からの恵み」。毛色は栗毛。種牡馬のエピファネイア（当時11歳）と交配したテンツクテンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は辻 牧場。主な勝ち鞍は2025年の一般C2。

経歴

デビュー前

伊藤圭三厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

9月3日、デビュー戦は永野猛蔵騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。18頭立ての5番人気で大外18番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山芝1600m 外回り 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で永野猛蔵騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

11月11日、中6週で迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で永野猛蔵騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

3歳（2024年）

3月24日、約4か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で永野猛蔵騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

5月18日、中7週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で永野猛蔵騎手（4戦0勝）。18頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

6月29日、中5週で迎えた6戦目は、石田拓郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

7月30日、中3週で迎えた7戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のアンバー賞（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4歳（2025年）

4月13日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた8戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、一般C2九（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるような伸びを見せたが、サクラマウに半馬身交わされて2着に敗北した。

4月26日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2八（水沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2九（盛岡ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた11戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2八（盛岡ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

8月10日、約2か月半の間隔を開けて迎えた12戦目は、山本聡紀騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1000m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアベルバローズを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2（盛岡ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡紀騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のビッグヤシチルーフを3/4馬身振り切って断然の支持に応えた。

9月29日、中4週で迎えた14戦目は、一般B2（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡紀騎手（2戦2勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

10月13日、中1週で迎えた15戦目は、テレトラック石鳥谷4周年記念賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡紀騎手（3戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて6着に敗れた。