ホープクリスエス（2014年生、母ライトレール）

Hope Kris S

2014.04.12

ホープクリスエス（2014年4月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシンボリクリスエス（当時15歳）と交配したライトレールが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は追分ファーム。主な勝ち鞍は2016年のアッパートライ一組。

経歴

デビュー前

2歳のとき、追分ファームから「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、宮原廣伸によって766.8万円で落札された。

田中範雄厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2016年）

8月18日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳（園田ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナチュラリーに7馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月8日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したブレイヴコールを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はチャイムクラウンと並んで2着同着となった。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキョウトブッサに3馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

11月17日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るチョウコイコイを次元の違う末脚で交わし去り、最後は6馬身の差をつけてファンの支持に応えた。

3歳（2017年）

6月2日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず3着に敗れた。

6月15日、中1週で迎えた7戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の兵庫ダービー（園田ダート1870m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

7月14日、中3週で迎えた8戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた9戦目は、杉浦健太騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1900m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月23日、中2週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた10戦目は、たかさご万灯祭特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉浦健太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に敗れた。

9月22日、中3週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた11戦目は、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で杉浦健太騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。

5歳（2019年）

2月26日、約17か月半の休み明けで馬体重を前走から27kg戻して迎えた12戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、3着に終わった。

3月20日、中2週で迎えた13戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた14戦目は、4歳以上B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は川原正一騎手（6戦3勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって12着に敗れた。

5月2日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。