スリーリリック（1986年生、母スリーリオン）

経歴

デビュー前

3歳（1989年）

5月20日、デビュー戦は内田国夫騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/不良）に出走。馬体重は452kg。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず11着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったミキノルーブルに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

6月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、3着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手（3戦0勝）。18頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のレヂナハルシオンに1馬身3/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

9月16日、中9週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田国夫騎手（4戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は勢いを失って13着に敗れた。

10月1日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田国夫騎手（5戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田国夫騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、3着に入った。

11月4日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上400万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で内田国夫騎手（7戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったステキナダンスに詰め切れず、1馬身3/4差の2着となった。

11月26日、中2週で迎えた9戦目は、4歳以上400万下の清洲特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で内田国夫騎手（8戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた10戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上400万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手（9戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、サンラブホーラーに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

4歳（1990年）

1月14日、中2週で迎えた12戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（10戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のラマーレに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月3日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上900万下の氷ノ山特別（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（11戦2勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。

2月18日、中1週で迎えた14戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の5歳以上900万下（阪神ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい11着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた15戦目は、増井裕騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月24日、中1週で迎えた16戦目は、5歳以上900万下の知多特別（中京芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で増井裕騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

4月15日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は内田国夫騎手（12戦2勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた18戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（13戦2勝）。16頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

6月3日、中3週で迎えた19戦目は、5歳以上900万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で内田国夫騎手（14戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上900万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で内田国夫騎手（15戦2勝）。18頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、アムルーズに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

7月8日、中1週で迎えた21戦目は、5歳以上900万下の飛騨特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田国夫騎手（16戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のマイスパータンに1馬身半の差をつけて3勝目を手中に収めた。

9月9日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた22戦目は、G3のセントウルステークス（中京芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で内田国夫騎手（17戦3勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた23戦目は、4歳以上900万下の香嵐渓特別（中京芝1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で内田国夫騎手（18戦3勝）。17頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて15着に敗れた。

11月11日、中5週で迎えた24戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下のラジオ福島賞（福島芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚を失くしてしまい10着に敗れた。

12月9日、中3週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の伊吹山特別（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

5歳（1991年）

1月5日、中3週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下の初夢賞（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ6着に沈んだ。

1月27日、中2週で迎えた27戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大和特別（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は内田国夫騎手（19戦3勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた28戦目は、5歳以上900万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田国夫騎手（20戦3勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に敗れた。

3月9日、中1週で迎えた29戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（中京ダート1000m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったハスキーボイスを3/4馬身捉え切れず2着となった。

3月23日、中1週で迎えた30戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、4着に入った。

4月14日、中2週で迎えた31戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で河北通騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で河北通騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。先手を取る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能でしぶとく粘り込んで、最後は2着のダービーリーガルを半馬身振り切って4勝目を収める

5月25日、中2週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の長岡京ステークス（京都芝1400m 外回り曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で河北通騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

6月23日、中3週で迎えた34戦目は、G2のCBC賞（中京芝1200m 雨/不良）に出走。鞍上は内山正博騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が悪くなり8着に終わった。

7月28日、中4週で迎えた35戦目は、やまなみステークス（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で内山正博騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

9月8日、中5週で迎えた36戦目は、G3のセントウルステークス（中京芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で内山正博騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で大外14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では余力が残っておらず14着に終わった。