サンライトフレーム（1989年生、母スパータマミ）

サンライトフレーム（1989年4月22日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のグレートローマン（当時8歳）と交配したスパータマミが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡穂別町、生産者は以頭修一。戦績は、中央平地8戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1991年のアラ系3歳400万下。

経歴

デビュー前

橋本輝雄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1991年）

10月19日、デビュー戦は町田義一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は470kg。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では息長く終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のレザースマッシュに1馬身1/4の差をつけて未勝利戦を制した。

11月3日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳400万下（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田義一騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るグレードバイオを上がり2位の末脚で半馬身差し切って優勝

11月17日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳オープン（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田義一騎手（2戦2勝）。6頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったロータリーボーイに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

12月7日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳オープン（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で町田義一騎手（3戦2勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったアフェクトダンサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

3歳（1992年）

1月11日、中4週で迎えた5戦目は、銀杯（中山ダート1800m 晴/稍重）に牝馬ながら50kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で町田義一騎手（4戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。端に立ち、平均的なペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に終わった。

3月21日、中9週で迎えた6戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上800万下（中京ダート1700m 雨/不良）に牝馬ながら51kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。端をきる形となり、ゆったりとしたペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバテてしまい10着に終わった。

4月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上オープン（中山ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上800万下のアラブ特別（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は玉ノ井健志騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では全く伸びず7着に終わった。