ニシノフィオーリ（2009年生、母ニシノブラッサム）

ニシノフィオーリ（2009年3月24日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋花（伊）」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時12歳）と交配したニシノブラッサムが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、地方12戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の3歳。

経歴

デビュー前

佐宗応和厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2012年）

7月29日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は517kg。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて13番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のマウンテンブルーに3馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

9月18日、中6週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスーパープロテクタに5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月16日、中7週で迎えた3戦目は、一般C2十六十七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦2勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが続かず、5着に終わった。

12月31日、中5週で迎えた4戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、ファストメモリーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2013年）

5月15日、約4か月半の休養明けで迎えた5戦目は、一般C2十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい7着に敗れた。

6月6日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず6着に沈んだ。

6月27日、中2週で迎えた7戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、一般C2十三十四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月2日、中4週で迎えた8戦目は、一般C3一二三（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

10月4日、中8週で迎えた9戦目は、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出したが、4着に終わった。

10月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C3一二（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

11月8日、中2週で迎えた11戦目は、江戸川区特別（大井ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（5戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた12戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般C2十四 C3一（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。