サウンドギャツビー（2012年生、母コスマグレース）

サウンドギャツビー（2012年4月18日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋映画名より」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のマツリダゴッホ（当時9歳）と交配したコスマグレースが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）岡田牧場。戦績は、中央平地11戦0勝、中央障害10戦1勝。主な勝ち鞍は2016年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、目名共同トレーニングセンターから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、増田雄一によって1,995万円で落札された。

佐藤正雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2014年）

11月30日、デビュー戦は菱田裕二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。馬体重は474kg。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に敗れた。

12月28日、中3週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走し、4着を確保した。

3歳（2015年）

1月24日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に敗れた。

2月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋山真一郎騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着に入り込んだ。

3月21日、中3週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では天性の負けん性を発揮してゴールまで力闘し、4着に入った。

4月12日、中2週で迎えた6戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

5月9日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（4戦0勝）。18頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月23日、中1週で迎えた8戦目は、井上敏樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

7月11日、中6週で迎えた9戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての7番人気で大外18番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり4位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に敗れた。

8月15日、中4週で迎えた10戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

9月12日、中3週で迎えた11戦目は、3歳以上500万下（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は菱田裕二騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

4歳（2016年）

7月24日、約10か月半の休養明けで迎えた12戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/良）に出走。13頭立ての10番人気で大外13番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月15日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で植野貴也騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。

10月30日、中1週で迎えた14戦目は、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で植野貴也騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で植野貴也騎手（3戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスズカグランデに4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

5歳（2017年）

3月18日、約4か月の休み明けで迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で植野貴也騎手（4戦1勝）。14頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

11月3日、約7か月半の休み明けで迎えた17戦目は、平沢健治騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（福島障害芝3350m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、秋陽ジャンプステークス（東京障害芝3110m 曇/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（5戦1勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。14着に終わった。

6歳（2018年）

1月8日、中6週で迎えた19戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、中山新春ジャンプステークス（中山障害芝→ダート3200m 小雨）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。11着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた20戦目は、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3330m 晴/良）に出走。鞍上は植野貴也騎手（6戦1勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月17日、中7週で迎えた21戦目は、北沢伸也騎手を鞍上に迎えて、サラ系障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/稍重）に出走。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。11着に終わった。